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ギガな遠吠え

携帯電話のメモリーが少なくなってきたので、電気屋さんでメモリーカードを購入することになった。

最近のSDカードの極小化には驚くばかりだが、それ以上に記憶容量の増大化も進んでいる。

これはデジタルカメラの写真性能が上がるにつれて、どんどん増えていってるようだ。

私が初めてデジカメを購入したときには、確かまだメガという単位であった。

それが今やギガという、とてつもなく大きな単位があたり前になっている。



メガとかギガというのは、数字の単位を表す言葉である。これくらいは私でもわかる。

私のパソコンにも、このギガというものが付いている。どこかは知らないが・・・。

ギガとはどんなのものだろう。考えてみても想像がつかない。

「ギガバイト」、普通に使われている言葉だが、単体で見るとなぜか恐ろしい言葉に見えてくる。



ギガなバイト?

どれほどいかがわしいバイトのことを言うのだろう。

私の頭の中は渋谷の駅前にあるハチ公の像にあった。





夕暮れの渋谷駅前、そこは大勢の人が足を速めて行き交う場所。

ハチ公前にはたくさんの人々がいる。雰囲気からしてどうも待ち合わせらしい。

その中に、女子高生と思われる若い女の子が集団がいる。

私の前にたむろして何かひそひそ話をしている。

「昨日のおじさん、チョウむかつくぅ」

「ああ、あのハゲおやじでしょ。キモイって感じぃ?」

「それだけならまだ我慢すんだけどぉ、お金持ってないのぉ。『忘れた』だってぇ」

「え、なにそれぇ、まじむかつくぅ」




私の目の前で、彼女たちが話している言葉の意味もほとんど理解できないが、そのミニスカートだけは理解できた。


この時期、夕方はまだ寒いのだろう、みんながマフラーを巻いている。


強い風が吹いてきた。


彼女たちのミニスカートの裾が一瞬めくれ上がる。


人通りの多い歩道に注意を向けた彼女たちは、後ろにいる私のことなど知る由もない。


ハイカラなパンツが丸見えだ。


この寒いのに素足だ。ステテコどころか毛糸のパンツもはいていないではないか!


「お嬢さんたち、風邪をひくよ」私はやさしく声をかけてみるが、聞こえはしない。


やはり私は石像だった。


一人の女子高生のほどけたマフラーが、私の足元に引っかかった。


彼女はそれを無理に引っ張った。ずぃぃー。


マフラーは漁師さんの網のように広がってしまう。


「なにこれ、チョウSKって感じぃ」


そして、ゆっくりと引っかかりを取り除いている時に、私のぽこりんくんを発見したらしい。


「あー、ねぇ、ちょ見て見て。かわいいー」


かわいいとは何事だ。これでも私は立派な大人だ。確かに外人エックスとくらべ・・・!!(あぁ)


彼女は私のぽこりんくんをいじり始めたのだ。こんなところでやめてくれ。で、でも・・・。


それだけではなかった。


「ほら、あんたも触ってみ、チョウうけるぅ」


彼女は私のぽこりんくんをいじりながら笑っているではないか。しかもそれを友達に回そうというのだ。


「あっ、ほんと。オモシロー」


その子は人差し指と親指を使ってこねくり回す。


あぁ、もうだめだ、こんなところで私は、私は・・・、


ワオォォーン!!


その瞬間、不覚にも私の脳裏をよぎったのはマルチーズだった。


人間と犬もしくは石像、それはまさに戯画の世界であった。
2017/02/16 09:00|二期TB:0CM:0

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