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ミステリー・まるしー

(*この記事は過去に書いたものです)


その日、仕事から帰った私の目にとまったのは、一枚の紙切れだった。

紙切れは、どうやらノートを破ったようなものらしい。

私の帰りが遅かったので、もうすでにみんな寝てしまっている。

キッチンのテーブルに、ラップのかかった食事とともに置いてあった。




まるしー 001

(拡大しないと見えないと思われる)

横書きのノートを縦に使っているのがおわかりだろうか。これはセンスが問われるところだ。

これはたぶん上の娘が書いたものであろう。

母、父、妹、そして自に○・・・。自分に丸をつける意味はわからない。

カタカナで「ハム」と書いてあるように見える。

しかし、その後の文字が不明なため、何が言いたいのかがまったくわからないのだ。

「とうひょう」とでも書いてあるのだろうか。

そして、恐ろしいのはその後だ。

「賛成」と対になって書かれている文字はなんと「返対」!!

反対なら話はわかる。しかしこれでは「へんたい」としか読めないではないか。




賛成の反対はへんたーい!



これでいいのだ。(決まった)




いいや、よくないよくない。

バカボンのパパに読ませたら解決しそうな問題だが、そうはいかない。


なぜなら、私の本当の名は、高校生探偵 工藤新一、変な薬を飲まされて一瞬のうちにおじさんになってしまった。



人呼んで、「名探偵・コナン」!!(月に代わっておしおきよー) だからである。


今回の事件は、この暗号文章である。ここに何か重要なメッセージが残されている可能性があるからだ。

さっそく解読を試みる。


「ハム」と「とうひょう」は間違いないだろう。問題はそれをつないでいる文字のようなものだ。

それがわかれば、全体の意味も自然とわかってくるのだろう。「返対」以外は・・・。

よく見ると丸の中にアルファベットの「C」の字があるように見えなくもない。

確か登録商標のマークだったような気もするが・・・。



「英語のことなら任せなさい!」

突然現れたのは、助手のピストンくんだ。久しぶりの登場だ。いやな予感がする・・・。

「えーっと、丸の中にしーだから、マルシー・・・」

「ピストンくん、今日はもういいから帰ってくれたまえ」

私は怪しい雰囲気を打ち消そうと必死だった。

「マルシーといえば、マルサでしょ!!」




~ちゃーららちゃーらら、ちゃーら♪ (マルサの女のテーマ)





しかし、なんだか変だぞ、途中で音楽が変わった。



~てってってー、てれってってっててれってって♪ (やしちのテーマ)


ピストンくんは右手を高々と突き上げ、腰を激しく振りはじめた。


そう、彼女の頭の中はすでに伝説の楽園、「ジュリアナ東京」のお立ち台にあった。




・・・

そこは峠の茶屋。

ご老公一行が通りがかる。

「ねぇー、ご隠居ぉ~。ちょっと休んでいきましょうよ」はちべえがだだをこねる。

「これ、はちべえ。わがままを言うでない。先を急がないと宿屋へ着く前に日が暮れてしまうではないか」

ご隠居がたしなめる。

「だってえ、おいらもう腹ぺこで動けやしませんよ」

はちべえは泣きそうな顔でその場に座り込む。

「やれやれ、はちべえの腹には困ったもんじゃ」

そうして一行が店に入ったとたん、はちべえは元気を取り戻す。

「ご隠居!この店のだんごは最高だあ。おいら、こんなうまいもん食ったことねえや」

「はちべえや、それを食べたらすぐに出発ですぞ!」

「ご隠居ぉ~、そりゃねえや。だったらこれみんな持って行かなきゃ」

慌ててだんごをほおばる姿を見て、みんなが笑うのだった。



その時、店の奥から怪しげな男が現れる。賊だ。

はちべえは驚いてひっくり返る。「ひいぃぃ」

ご隠居一行はすぐに外に逃げたが、はちべえは腰をぬかしたらしく動けない。

賊は一人だが、かなりの使い手と見える。涙と小便を垂れ流すはちべえにじわりとにじみ寄る。

はちべえは口をへの字に曲げながら助けを叫ぶ。「ふぎゃぁぁ」

賊はゆっくりと刀を振りかぶる。はちべえ危うし。


(つづく)




・・・いかん、このままではまた解決に時間がかかってしまう。

ピストンくんが登場すると、事件解決の糸口もつかめぬまま次の日に続く、となってしまうのだ。

今回はそうはいかないぞ。ピストンくんは放っておこう。




次の日、朝食を一緒に食べていた子供が、突然意味不明の言葉をつぶやいた。

「これって、おいしい系!」

なんじゃそりゃあ?しかも語尾が疑問系。(あっ、うつった)

しかし、都会の生活を熟知している私には、これは渋谷のギャル語だとすぐにわかるのだった。




ギャル語・・・!!

その言葉を聞いたときに、あの不思議な手紙のトリックがすべて解明された。

意味不明の文字は、実はギャル文字だったのだ。それが解けた時、その文章の内容が明らかになるのだった。


「わかったぞ。ピストンくん!」

私の声も聞こえずに、ピストンくんはまだ踊り続けている。

今回の謎は、紙切れに書かれた文章が何を意味するのかというこである。

ぜひ、このミステリーを解いてみてもらいたい。

例によって、コメント欄に答えが出ても私は知らんふりをするので、お気遣いなく・・・。


あっ、忘れていた。はちべえの運命やいかに・・・。



ミステリー・まるしー(解決編)に続く。
2017/01/25 09:00|ミステリーTB:0CM:0

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