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春を待てない

タラの芽という山菜がある。

これは、タラという棘のある木に、春先になると出るものだ。

その芽を摘んで、天ぷらにして食べるととても美味しい。

地域によってその時期は違うかもしれないが、春のまだ寒い時期から出始める。

その味覚を楽しみに春を待つのもいいものである。




ところが、我が家の春はもう少し早く訪れてしまう。強制的に・・・。

親父が、冬のうちからその木を切って家に持ってくるのだ。

その木を短めに切り、水に浸して暖かい部屋に置いておくと、・・・なんと芽を出してくる。

そして、一足も二足も早く、春の味覚が味わえるというわけだ。



そういうと、いかにも簡単でよさそうだが、実際はそんなに甘くない。

植物は「休眠打破」といって、一度寒い環境に置かれないと、冬が過ぎたのを感じないらしい。

そのため、切り取ってきてそのまま活けても、なかなか芽はでないし、出たとしても小さいものばかりになる。

その辺を説明してやったのだが、頑固者の親父は私の言うことなど聞こうとはしない。

昨年も、嫌というほど小さいタラの芽を続けざまに食べさせられたのだ。



その量も半端ではないから大変だ。

少しとってくればいいものを、欲張って大量に取ってくるものだから、家の部屋中のいたるところに現れる。

たんすや冷蔵庫、食器棚など、上に少しでも置くスペースがあろうものなら、すぐにこの「タラの芽栽培ボックス」が置かれる。

一つの箱に30本ほどの木がびっしりと立てられ、まるで棒グラフのようだ。



先日も、この箱を食器棚の上に上げようとしていたら、中の水をこぼしてしまい、私のパソコンにかかってしまった。

さすがの私も、これには頭にきて怒ったのだが、親父はぜんぜん気にしていないようだ。

趣味でやっている分には楽しくてよいと思うのだが、ちょっと行き過ぎになると他人に迷惑をかけることになる。

その辺のところを感じ取ってもらいたいのであるが、なかなか難しいようだ。



春先になる頃には、もううんざりするほど食べさせられているのだろう。

今は、その栽培ボックスが頭の上に落ちてこないことを祈るばかりだ。

2017/01/11 09:00|二期TB:0CM:0

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