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タソガレ・ラブ


こんな夢を見た・・・



お昼休みに小さな売店にパンを買いに行った。

列を作って並んでいたのだが、私の後ろにいつの間にかものすごい行列が出来ていることに気づく。

聞くと、今日はジョン・ボンジョビッチというバンドの新しいCDの発売日らしい。店にも張り紙がされている。


「あやしいやつ」「やさしいやつ」二枚同時発売!!

数量限定につき、売り切れ御免!!


こんな行列を作るほど素晴らしいものなのか、数量限定ならせっかく並んでいるのだから買わない手はない。

私はパンを買うのも忘れて、このCD二枚とDVDまで買ってしまう。

財布の中身は一万五千円しか入ってない。しかも妻から買い物用に預かったお金だ。

でも、こんなに貴重なアルバムだから買っておいて損はないだろう。

私は財布をはたいてそのすべてを購入する。もちろんパンを買うお金もない。



その後手に入れたCDを聞くために、なぜか河原まで出かけてゆく。

石ころの上に布団を敷いて、その上に寝っころがる。

上空には機械の部品のように角のとがったツバメが飛び回っている。かなりの群れだ。

気づくと近くで上の娘が石投げをして遊んでいるではないか。

「えなりかずきですぅー」

口を尖らせて物真似をしてみせるが、彼女は振り向こうともしない。

「ですぅー・・・」

完全に無視だ。

頭にきた私は「帰るぞ!」といい、布団を片付けようとする。しかし、そこにはおびただしい量のツバメの糞が・・・。

それを手で払い、折りたたんで運んでいる時にもう一人の下の娘の声が聞こえてきた。

「お父さん、待ってえ」

見ると彼女は川から上がってきている。下半身はずぶ濡れだ。

彼女は私を追いかけて歩いてくる途中で靴が脱げてしまったらしく、大声で泣き出した。

水溜りで砂利のついた足を洗ってやっていると、面白がって足を跳ね上げて私に水をかけてくる。

「いいかげんにしろ、このやろー!!」

私が強い口調で怒鳴りつけた瞬間、目の前が暗くなった。



視界のすべてが黄土色なる。どうやらこれは土の壁のようだ。しかも文字が小刻みに動いている。象形文字だろうか?

タテ、ヨコ、ナナメの直線と点だけで構成された不思議な文字は、高速で右から左に移動していた。

宇宙の神秘を解き明かす暗号だと感じる。

何度も繰り返す動きを、瞬間的に焼き付けて重ね合わせてゆくと、それはカタカナの文字となった。


「タソガレ・ラブ」


暗号を解き明かした瞬間、CDの音楽が流れ出す。途切れ途切れのシンセサイザーの音だ。

私はそのシンセサイザーの音を細かく拾い集め、頭の中で組み立てる。

するとそれは人間の歌声になった。


「~♪タソガレ・ラブですぅ~」


声の主は紛れもなくえなりかずきのものだった。
2016/12/31 09:00|夢の続きTB:0CM:0

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