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バナナ・パニック

長引いた風邪もやっと治り、普段どおりの快適な生活に戻った。

体調がよくなると食欲も出てくる。以前よりたくさん食べるようになった気がする。

食事の後の仕事中、なんか腹が張ってきた。うん、そろそろだ。





(遅くなったが、食事中の方はここから先は読まないよーに)



私の会社のトイレは、水洗便所だ。しかし、洋式ではない。昔ながらの和式水洗便所だ。

私はその小部屋に入るや否や、まず鍵をしっかりとかけた。

これは非常に大事なことである。以前にいやな経験があるからだ。

でも、今回はそのことには触れないでおこう。



私の恥ずかしいシーンが目撃された過去がバレるからだ。


白い水のタンクの上に、身の回りの道具をあらかじめ上げておく。

これも重要なポイントだ。以前にいやな経験があるからだ。

これについても今回は触れないでおく。だいたい想像はつくと思われるからだ。



私はゆっくりとズボンを下ろししゃがみ込んだ。大事な用は無事に足された。


が、しかし。


そのものは、思いのほか大きかった。バナナと比較しても大きい。

私は紙で拭く前に流そうと決意した。以前にいやな経験があるからだ。

これも内緒にしておこうと思う。




便器をあふれさせたことがバレるからだ。


私は白いタンクにある、つまみを「大」の方にひねった。

激しい音と共に、私の尻にシャワーがかかる。



あぁ、気持ちいい・・・、




って、そんなわけがない!!

この和式トイレにそんな機能は付いていない。

しかもこれは水だ。冷たい!



便器をのぞくと、例の巨大バナナは一歩も動いていない。

私はとっさにその状況を判断した。



あまりの大きさに、流れてきた水はバナナの先端で跳ね返されたのだ。


そして、水道の蛇口を指でふさいだように水しぶきを上げる。


私の尻たぶ全面にかかっただけならまだよかった。


その水しぶきは、足元にまで及んでいたからだ。


そこで腰を上げれば、とりあえずはその状況を回避できることは間違いない。

しかし、私はじっと耐える道を選んだ。過去にいやな経験があるからだ。

でも、その話はやめておこう。



パンツに残りのものが落ちてきたことがバレるからだ。


私はこぶしを握り締めながら、しぶきが通り過ぎるのを待った。

そして、移動作業に取り掛かる。

トイレットペーパーを何重にも重ねて、指に触れないように押してゆく。

やっと排水溝にたどり着いた。でも、ここで気を緩めてはいけない。

私の過去には、まだ恐ろしい経験がたくさんあるから・・・。




何とか無事に作業は終了した。

そして、何事もなかったように仕事場へ戻った私には、まだ大きな心配事があった。

一応目視点検は終了したのだが、



ズボンの裾に水しぶきと共に、例の粒が付着している可能性があるからだ!!


さすがに、匂いをかいで点検することだけはしなかった。

たとえ発見したところで、手の打ちようがないことはわかっていたから・・・。



私は残りの時間を、なるべく他人から離れるよう心がけて仕事をした。

やがて訪れる、冷えてしまった部分の恐怖さえ忘れて・・・。
2017/01/09 09:00|二期TB:0CM:0

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