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神様の贈り物2 (あかいろ号のその後)


「あかいろ号」の話は知っているだろうか。

以前の記事、「神様の贈り物」で登場した、私が通勤に利用している自転車だ。

現在もまだバリバリに活躍しているのだが、さすがに老朽化が進んできた。

ブレーキが効かないのはそのままだが、最近ではいろんな部品がポロポロと落ちてゆくのだ。

後輪のカバーに取り付けられた反射板もいつの間にかなくなってしまった。

それに追い討ちをかけるように、自転車の醍醐味であるチリンチリンまで無くなってしまったのだ。



あかいろ号 001


(画面右側にあったのだ)

子供の頃から、新しい自転車に乗るとまず一番最初に触れる部分、それがチリンチリンだ。

あれは自転車にとって一番重要な部分である。

自分が運転しているときに、その存在を周囲に知らしめる絶好の武器だからだ。

危険を感じたときに鳴らすのもいい。友達に合図を送るために使ってもいい。

何かと便利なこの機能がもう使えなくなってしまった。



ハンドルのサビは仕方ない。私と出会ったときからのものだ。

ブレーキが効かない原因も解明された。

前輪のブレーキは常に効いている状態になっていた。

乗っているとスースーと音がするので、見るとブレーキのゴムが金属の円周に触れている。

指で動かそうしたが、頑固なまでに動こうとしない。戻ることもない。

かろうじて後輪のブレーキだけが「んぎゃあ」と音をたてる程度だ。

それでもまだ必死に私とともに風を切って走る。その根性には惚れ惚れするくらいだ。

でも、買い物に行った時にはついつい自転車コーナーを見てしまう。


新品


(キラキラと輝いている)

1万円そこそこで、新品が買える時代になったのだ。

それでも私は買おうとはしない。古い自転車にはそれなりのいいところがあるからだ。



少しくらい壊れても全然気にならない。



盗まれるという心配がない。


以上。




最近になって、若い後輩たちが私を真似て自転車を使い始めた。

確かに駐車場から職場までの距離は遠いのだ。歩くだけでも疲れるのだろう。

私とあかいろ号がさっそうと通勤している姿を目にして、あこがれのようなものを抱いていたに違いない。

彼らの目にはきっと正義のヒーローに見えていたのかもしれない。

しかし、彼らの自転車は新品だ。しかも折りたたみ式のものや、マウンテンタイプだ。

いずれもピカピカと光り輝いて、あかいろ号より目立っているではないか!

流行なのだろうか、タイヤのサイズは20インチ程度、あかいろ号の26インチに比べたら子供みたいなもんだ。

彼らのペダルをこぐ姿は見ていても滑稽に感じる。タイヤが小さい分、余計に回さないといけないからだ。

お猿の一輪車みたいな感じだ。

その格好を見てあまりにもかわいそうに思った私は、

「あかいろ号と交換してやろうか」と言ったのだが、彼らは即座に断ってきた。

彼らに自転車のよさなどわかってたまるものか。



彼らの新品お猿号が、いつしかボロボロになったときに初めてわかるのだろう。

あかいろ号の根性の素晴らしさが・・・。

もっとも、その頃にはもうあかいろ号はいなくなっているかもしれない。

その姿をきれいなおねいさんに変えて、私の元へ恩返しに来ているはずだからだ。
2016/10/21 09:00|二期TB:0CM:0

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