●●
人間最後の日

すぐそこにある


|





プロフィール 

足田代

Author:足田代
誰にも言うなよ!


カテゴリー 

下のカテゴリーは古い順に並んでいます。 最初から読みたいときにどうぞ。


広告 


フリーエリア 


広告2 









FC2カウンター 

現在の閲覧者数:

エコロマン(4) 大気汚染

*この記事は以前に書いたもので、現在私は喫煙していません。


私はいつもの喫煙室でタバコを吸っていた。

仕事の合間の一服は、気分を落ち着けるための重要なアイテムである。

コーヒーを飲みながらだと、喉が通って何度も続けて吸うことになってしまう。

わずかな休憩時間の間に、私は続けざまにタバコに火をつける。

いっそ今の3倍くらい長くなってくれたらどんなにいいことか。いや、お値段はそのままで。

しかし、嫌煙者にとってこれほど嫌なものはないだろう。

自分に必要のない煙を吸わされるのである。考えてみれば非常に迷惑な話だ。

自分の吸う空気を汚されるわけだから、環境問題にもなるかのしれない・・・。



その時突然私の前に全身タイツのあの男が現れた。エコロマンだ!

白いタイツにワンポイントの緑の葉っぱ、地球環境問題に取り組む正義のヒーローの登場だ。



「タバコで人類は破滅に向かっているのです」

彼は人差し指を左右に振りながら言う。いちいち頭にくるポーズだ。

一緒にタバコを吸っていた後輩たちも驚いてしまっている。初めて見たら誰だって全身タイツには驚くだろう。

「だからこうやって喫煙室で吸っているんだよ。文句があるのか!」

私が頭にきて言い返すと、彼は両手を前に突き出して私をなだめるような格好をした。

「煙だけが問題ではないのです。火をつければ二酸化炭素、焼けている紙だって森林を伐採して・・・」

「そんなこといったら何にもできなくなってしまうだろう」

「そんな時はこの私にお任せあれ!」



そういうと彼は喫煙室内に広がる煙を吸い込み始めた。


ものすごい肺活量だ。あっという間に室内の煙は彼の口に入ってゆく。換気扇からも多少逆流して煙が出くるほどだ。


「そんなに吸い込んで大丈夫なのか?」


「心配御無用!」


白いタイツの腹を大きく膨らませながら彼は続ける。


「私の体内は植物と同じに二酸化炭素を吸って酸素を放出できるのだ」


彼の胸に描かれた緑の葉っぱのマークはだてではなかったらしい。


「酸素還元!!」


大きく膨らんだ腹をぽおんと叩くと、彼は少し前かがみになって私に尻を向けた。


何か嫌な音がして、彼の尻の部分がもっこりと膨らんだ。


「やや、み、実が出てしまった・・・」


両足を広げたぎこちない動きで、彼は歩きながら去って行くのであった。



2016/09/09 09:00|エコロマンTB:0CM:0

コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバックURLはこちら
http://psz.blog42.fc2.com/tb.php/184-230856d8

↓投票するのよっ!! 



人気ブログランキングへ

最近の記事+コメント 


リンク 


このブログをリンクに追加する

FC2カウンター 


ブログ内検索 


RSSフィード 


pranks 


アルファポリス 



↓人間最後の日

↓タベグロ

↓じじいの巣


↓冬の夜の楽しみ
↓スマートホンこわい

Copyright(C) 2006 人間最後の日 All Rights Reserved.
Powered by FC2ブログ. template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.