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日系ハーフ三世・大家族を装え!(第二話)


~チャラッ、チャラッ、ニッケイハ~~フ!


スーパーの駐車場へ着くと、和服姿の男がじっと腕を組んでこちらを見ていた。

そう、こいつもおいらたちの仲間、蜷川三衛門だ。

日本生まれの日本育ち、侍をこよなく愛するスリの名人なのさ。

峰子ちゃんの指令を受けて、ここでずっと待っていたんだろうな・・・。

「さすがサンエモンね、誰かさんとは違ってちゃんと待ってるもんね・・・」

峰子ちゃんはそういっておいらを睨んだのさ。あきらかにいやみだよこりゃ。



「サンエモ~ン、待たせちゃってごめん。チュッ!」

車を降りたとたん、峰子ちゃんが三衛門にぶちゅうしたんだ。ちきしょう、なんであいつだけご褒美もらえんだよ。

おいらとジネンは顔を見合わせて悔しがったさ。

おや、三衛門の様子がおかしいぞ・・・。

「おい、見ろよジネン。三衛門のやつ袴膨らませてるぜ」

「あははは、顔も真っ赤だし」

三衛門は股間の膨らみを隠すために前かがみになったんだ。まるでデス・ノートの「L」みたいな格好だよ。



「して、今日の指令はなんでしょうか?」

前のめりになったままの三衛門は、まだ指令の内容を聞いてなかったらしい。

「このスーパーで一仕事してもらうわよ。家の箸がなくなったから調達して欲しいってわけ」

「峰子ちゃん、割り箸使ってんのぉ?」

おいらが不思議そうにたずねると、彼女は怒りながら答えたんだ。機嫌悪いのかなぁ・・・。

「洗うのって面倒くさいでしょ。第一手が冷たくなるの嫌なのよ!」

彼女はいつもコンビニ弁当でも食べているのだろうか。お金持ちの癖に、おいらと大して変わらないもの食ってんだなぁ。

実家に帰れば召使いさんもいるだろうに・・・。



「さんえも~ん、今回はお前の出番はなさそうだな」

おいらがそう言ったら、三衛門のやつ睨んできやがった。いつの間にか背筋も伸びてるし。

「オルガッ!あんた何仕切ってんのよ!!」

ビシィッ!

横から峰子ちゃんのビンタが飛んできた。真横からだと張り手みたいで痛いんだよ、すごく。

でも、おいらにゃこれが愛の印だってことわかってんだぜ、峰子ちゃん。

「今回は大仕事だから、それぞれ分かれてもらうわよ。いーい?」

「はい!!」

思わず三人で声を合わせちゃった。さすがに横ビンタの後だからね・・・。



「今回はそれぞれ別な場所で行動してもらうことになるの。まずはジネン、あなたはスーパーの倉庫に潜入すること」

「アイアイサー!」

「そこに段ボール箱に入った割り箸があるから、いただいてくること」

「で、何箱くらい持ってくりゃいいのかね・・・」

「ばーか、箱ごと持ってきたら怪しまれるに決まっててんでしょ!」

「うへえ、ごめんよ」

ジネンはビンタを恐れて首を引っ込めている。

「段ボール箱を開けて、中から一袋抜き出すのよ。取った後はちゃんと元通りガムテープ貼っておくのよ。いーい?」

「わ、わかりましたぁ」

「わかったらさっさと行きなさい。次が控えてるんだからね!」

というわけで、ジネンはさっそく倉庫に向かったってわけ。

でもね、その現場には必ずおいらたちも動向させられるんだ。心配性なんだね峰子ちゃんは。

しかし、今日の峰子ちゃんの衣装はレオタードだよ。もうパッツンパッツンで胸がはちきれそうなのさ。

先端のポニョだって十分に確認でき・・、

ビシィッ!!



*(第三話)に続く
2016/07/22 09:02|日系ハーフ三世TB:0CM:0

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