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ステテコは飛んでいく

私のジーパンの太もも辺りが、擦り切れて破れかかっている。

でも、最近の若い人たちは、わざと破けたジーンズをはいていたりする。流行なのだろうか。

おかげでまだこのジーンズもはいていられるというわけだ。

思い返せばこのジーンズは、3年ほど前にジャスコで食べていたクレープをこぼしてしまい、仕方なく買ってもらったものだ。

あの時は(クレープさんありがとう)と感謝したものだった。

それから3年もはいているのだから大したものだ。(しかも流行の最先端)



私が子供の頃は、オヤジが着る服は、腹巻にステテコだろうと思っていた。

バカボンのパパの影響だ。

一種の憧れのような感じであったのかもしれない。確かにカッコよかった。

腹巻からお札の束を出してみたり、寒いときは腹巻に手を入れてみたり・・・。

そんな夢があった。

ところが、今のオヤジたちはどうだ。いまだにジーパンなんかはいている。(私もそうだ)

ちょい悪オヤジとか、おしゃれなオヤジが増えているが、本当におしゃれなのは間違いなくバカボンのパパなのだ。

かといって、いまさらステテコをはくわけにもいかない。

一人だと恥ずかしいからだ。

いっそのこと、若い人たちにはいてもらったらいいのではないか?

ステテコを普及させよう。誰が見てもかっこいいと思われるように・・・。



学生たちにはかせよう。

学生服の変わりに、らくだのシャツに腹巻、ステテコだ。

いろんな色やスタイルが流行し始める。

裾の広がった「ラッパステテコ」

その逆の「ボンタンステテコ」

腹巻もカラフルになり、刺繍まで入る。



女子高生はもっとすごい。

裾の長いステテコをたるませて「ルーズステテコ」

これはかわいい。

夏になれば、七分丈のステテコに変わるのだが、思いっきりミニが流行る。

町中の男たちの視線は、超ミニステテコに釘付けだ。

過激な女子高生たちは、なんとノーパンステテコで登校する。

ステテコの裾にフリルがつく。まばゆいばかりだ・・・。



ステテコ喫茶がオープンする。大賑わいだ。

「いらっしゃいませ、ご主人様」

一杯千円のコーヒーのサービスは、かわいい女の子の挨拶と、ピンクのステテコだ!





おぉ、てっしゅプリーズ!



あぁ、こんな素敵な人生があっていいのだろうか。

私もあなたもみんなステテコ。さあ、手をつなごう。

そして歌おう一緒に。曲はあの名曲「エル・コンドル・パサー」、歌っているのはもちろん、サイモンとガーファンクル。



~ふふんふんふんふんふんふんふんふんふんふーん、ふふふーん♪ 

(雰囲気を出すためわざとイントロ) 




町の景色も鮮やかな色に染まる。

ベランダにかけられた無数のステテコが風に揺れてなびく。

あの家も、

この家も、

物干し竿にかけられたステテコが鮮やかに揺れている。

私はたまらずに、物干し竿を握り、ベランダを踏み出す。




風になびく純白のステテコたち。


それらが風を受けて私の身体を空へと舞い上げる。


いつしかステテコは、私の背中に集まり大きな翼と化した。


イカロスよ再び。







2016/07/12 09:09|二期TB:0CM:0

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