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キューピーの微笑

どこかの心やさしい方が、私のブログに「トラックバック」なるものを付けてくれた。

私の書いた「ダルビッシュぷう」の記事に付けてくれたようなのだ。

さっそくクリックしてみる。

どこかのページに飛んで見たら、なんとそこはアダルトな世界・・・。

ダルビッシュとアダルトな世界がどのような関係でつながっているのかは知らない。

でも、トラックバックというのはある意味で関連付けさせたりする便利なのであろう。



しかしまだ私は知らない。

このトラックバックという言葉を・・・。

この言葉を聞くたびに必ず、「ぴー、ぴー、バックします」という女性の声とともにトラックがバックしてくるのだ。

この声を何度も聞いているうちに、

「んぴー、します」や「バックでします」に変わってくるから不思議だ。




私の頭の中に、巨大なトラックが現れる。



バックで私に向かってきているのだ。


最初はゆっくり動いていたが、徐々にスピードを上げて近づいてくる。


私も逃げざるを得ない状況になってきた。後ろを振り向いて走り出す。


カーブを曲がったが、トラックもついてくる。明らかに私を狙っているようだ。




近づいたトラックの後方、観音開きの扉に絵が描いてあるのが確認できた。


なんと、あのギョウチュウ検査のキューピーちゃんだ!


お尻をこっちに向けて微笑んでいるではないか・・・。




私は細い小路に逃げ込んだ。これならトラックもカーブしきれまい・・・。


息を整えながら様子を伺っていると、なんとトラックはそのボディーをこんにゃくのようにグニャリと曲げて進入してきたのだ。


その動きにつれて、キューピーちゃんも腰をくねらせる。


背筋に冷たいものが走る。逃げなければ・・・。


私はいつしか全力疾走になっていた。ライオンに追いかけられるウサギの気分だ。





さらに細い小路に逃げ込んだところで、私はその場に立ち止まった。


行き止まりだ。袋小路に入ってしまったのだ。


激しく肩で息をする私の目の前に、ゆっくりとこんにゃくトラックが現れる。


あぁ、もう万事休すか・・・。


キューピーちゃんが私に向けてウインクをする。


トラックが私の数メートル先まで近づいたとき、キューピーちゃんは目を細めながら両手でその尻たぶを開いた。


それが目の前まで近づいた時、私は初めてその存在を確認した。ブラックホールというものの存在を・・・。





ぐしゃ。



私はトラックにつぶされて、薄っぺらの紙のようになってひらひらと風に舞った。


身体は徐々に透き通って、やがて周りの景色と同化する。魂が抜けてゆくのだろうか。


いつしか私の胸の辺りに青い染みのような点が出来ている。


その点がみるみるうちに広がってゆき、大きな円になった。



ギョウチュウ検査用セロハンの出来上がりだ。
2016/07/01 09:49|二期TB:0CM:0

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