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日系ハーフ三世・赤ちゃんをすり替えろ!(第二話)

~チャラッ、チャラッ、ニッケイハ~~フ!♪



やっとで着替えが終った頃、デパートの駐車場に着いたんだ。

でも、おいらまだここに連れてこられた理由がわかってないんだよね。

「峰子ちゃん、今日は洋服でも買うのかい?」

みんなが車を降りてから、おいら峰子ちゃんに聞いたんだ。

「私が日本の安デパートなんかで買うわけないでしょ。じゃあ今日の指令よ!」

「えーっ、また仕事なのかい?」

「あんた馬鹿じゃないの?これだけ面子が揃えば仕事に決まってるでしょ」

そう言われてみりゃそのとおりだ。この4人でマージャンするわけないもんね。



「ほうら、これを読みな!」

そういって峰子ちゃんはドレスの裾をゆっくりとたくし上げていったんだ。おいらたちの目はその太ももに釘付けさ。

太ももには変なバンドが巻いてあって、そこに手紙が挟まってたってわけ。

渡された手紙は最初にジネンのやつが取りやがった。チッキショー!

ジネンが取り上げた手紙を三人で顔をくっつけながら読んだんだ。

「トイレットペーパーをいただくのよ!」

手紙にはそう書いてあった。

おいら読みながら必死で手紙の匂いを嗅いだんだ。だってこれ、峰子ちゃんの太ももに張り付いてたんだぜ!

でも残念ながら、ジネンの指のタバコ臭い匂いしかしなかったよ。トホホ・・・。



「今朝トイレに入ったら紙がなかったのよ。だから今日はこのデパートでトイレットペーパーをもらってくることにしたの」

「で、どうやって拭いたんだい?」

おいらが聞いたら、峰子ちゃんは一瞬驚いた顔をしたんだ。

「う、うるさいわねえ。そんなのあんたの知ったことじゃないでしょ!」

峰子ちゃんはすごく怒った顔をしてる。もしかして拭いてないんじゃないかな・・・。

「最近は洗浄器付きのトイレもあるでござります」

三衛門がすかさずフォローを入れる。

「そ、そうよ。シャワートイレってやつ?さんえも~ん、よく知ってるわね。いい子いい子」

そういって峰子ちゃんはまた三衛門にぶちゅうしちゃった。

まったく、いつも峰子ちゃんのご機嫌とるのがうまいんだから。ホントうらやましいよね。

三衛門の顔が赤くなるより早く、袴が盛り上がってきたよ。

「じゃあ、トイレットペーパーなんかいらないじゃないか」

ビシィッ!

「そういう問題じゃないでしょ、オルガァ、あんた私の命令が聞けないってわけ?」

「い、いいえ、おっしゃるとおりです・・・」



「で、今日はどんな作戦でいただくんだい?」

ジネンはタバコを駐車場のアスファルトでもみ消しながら聞いたんだ。

「いーい、よく聞くのよ。このデパートはこの辺で一番大きいからトイレもすごく大きいのよ。だから当然便器もたくさん用意してあるから予備のトイレットペーパーもいっぱいあるってこと」

「人も多いだろうから見つからないようにやるのが大変そうだな」

「そう、だから今回は団体行動ってことになるわね」

峰子ちゃんの眉間に皺が寄ってきた。これはかなり慎重な計画なんだろうなあ。

「最初はジネン、あなたからよ。まずは3階の婦人服売り場のトイレにあるものを5個ね」

「アイアイサー!」

おいらたちは円陣を組んで、大仕事に向けて気合を高めたんだ。

でも、おいらは頭の中は別のこと考えてたんだ。だって、峰子ちゃんの家にシャワートイレがないのは知ってるんだもん。



*(第三話)に続く
2016/04/15 10:49|日系ハーフ三世TB:0CM:0

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