●●
人間最後の日

すぐそこにある


|





プロフィール 

足田代

Author:足田代
誰にも言うなよ!


カテゴリー 

下のカテゴリーは古い順に並んでいます。 最初から読みたいときにどうぞ。


広告 


フリーエリア 


広告2 









FC2カウンター 

現在の閲覧者数:

日系ハーフ三世・赤ちゃんをすり替えろ!(第一話)

~チャラッ、チャラッ、ニッケイハ~~フ!♪

~テッテレテ、テーレレ~・・・♪



おいら日系ハーフ三世オルガ・ススム、人呼んでオルガ三世!

さっきから外で大きな音が鳴って眠れやしないんだ。

おいら、いつも昼過ぎまで寝てる生活だから、朝早く起こされると頭くんだよねー。

ガンガンガンガン、どこか近くで工事でもしてんのかな?

仕方ないから起き上がってピンクのカーテンをそっと開けてみたんだよ。

そしたらなんと!峰子ちゃんが外で待ってるじゃないか!

おいらの車のボンネットを鉄パイプで叩いてるよ。こりゃあかなり怒ってるぞ。



おいら、パジャマのまま着替えを持って、峰子ちゃんが待つボルボ13まで走ったのさ。

着替えてる間にだんだん車が傷ついちゃうからね。まったく、他人の車だと思ってめちゃくちゃだよー。

「峰子ちゃん、メールしてくれれば外で待ってたのにぃ・・・」

「バカヤロー、何度メールしたと思ってんのよ!あんた、電源切ってんでしょ!?」

峰子ちゃんは手に持った鉄パイプの先を、おいらに向けながら怒鳴ったんだ。

「あっ、そういえば電池切れてたんだ!」

ビシィッ!

「私との連絡が取れなくなったら、あんたなんか日本にいられないんだからね。ちゃんと充電しておきな!」

「はい、ごめんなさい・・・」

左の頬がヒリヒリするよ。このジワーンとする感じがたまんないんだよね。



車にはジネンと三衛門も乗ってたんだ。今日はおいらが最後だったみたい。

「んで、峰子ちゃん。今日は何の用事だい?」

「デパートに行くわよ、ついてらっしゃい」

峰子ちゃんはさすがお金持ちだなあ。おいらデパートなんて高級なとこ行ったことないや。

きっとまた素敵な洋服でも買うんだろうなあ・・・。峰子ちゃんのファッションは普通の店では買えないもんね。

しかし、今日のファッションもすごいもんだ。胸がパックリ開いた白いドレスだよ。スカートの部分がフリルになってて色っぽいんだな、これが!

もちろん裾は膝上だよ。この寒いのに白い太ももが丸出しだぁ。

「あんたどこ見てんのよ。さっさと車に乗りなさい!」

「あ、はい」

おいら狭い後部座席に、三衛門と一緒に縮こまりながら乗ったのさ。

「オルガァ、早く着替えちまえよ。パジャマじゃデパートなんか入れてくんないぜ!」

三衛門はそういうけど、自分の羽織袴だって同じようなもんだろ。



しかし、狭い車で着替えるのって大変だね。パジャマを脱ぐのにも一苦労さ。

あっ、ズボンを脱ぐ時に一緒にパンツまで下げちゃったよ!

おいらのワルサPKRが顔を出しちまったぁ~!!

でも、隣の三衛門は腕を組んで目を瞑っているから気づかなかったみたいだ。瞑想ってやつかな?

やれやれ、恥ずかしいとこ見られないでよかった。

「オルガッ!そんなちっこいもの早くしまいなさいよ!」

ひえぇーーっ、運転席の峰子ちゃんに見つかっちゃった。何でわかっちゃうんだろ?

「ご、ごめん。すぐに着替えるから・・・」



・・・って、今ちっこいって言ったんじゃね??

チッキショー、おいらのワルサPKRを馬鹿にしやがってぇー!!

今に見てろ、いつかこいつの性能を思い知らせてやるからな。ああ、そん時の峰子ちゃんの尊敬するまなざしが目に浮かんでくるよ・・・。

「さっさと着替えな、ポークビッツ。もう着くよ!」

おいら、またへこんじまったぁ。でもこれは愛情の裏返しってやつだよね、きっと。



*(第二話)に続く
2016/04/11 15:46|日系ハーフ三世TB:0CM:0

コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバックURLはこちら
http://psz.blog42.fc2.com/tb.php/109-037a610b

↓投票するのよっ!! 




人気ブログランキングへ

最近の記事+コメント 


リンク 


このブログをリンクに追加する

FC2カウンター 


ブログ内検索 


RSSフィード 


pranks 


アルファポリス 



↓人間最後の日

↓タベグロ

↓じじいの巣


↓冬の夜の楽しみ
↓スマートホンこわい

Copyright(C) 2006 人間最後の日 All Rights Reserved.
Powered by FC2ブログ. template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.