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人間最後の日

すぐそこにある


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足田代

Author:足田代
誰にも言うなよ!


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下のカテゴリーは古い順に並んでいます。 最初から読みたいときにどうぞ。


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タベグロ (40) お帰りはトイレにいらっしゃ~い


今週もやっぱり休日のお楽しみラーメン。

昨年の暮れにオープンしたばかりの店だけに、ずっと気になっていたところ。

ところが先日、この裏ラーメンミシュランを差し置いて、妻ばばあが一足先に召し上がっちまった。

おいしかったという感想なので連れて行ってもらうことにした。



先日食べたのは辛みそラーメンで、塩タンメンもおいしいとのことだった。

店に入ってみると日曜日の昼時にしてはまだテーブルが空いていた。この店にはカウンターはない。

狭い入口に設置された券売機でいきなり注文を決めさせられる。

メニューはなく、券売機の上の方に各商品の写真を切り取ったのが貼りつけられているだけだ。

店で人気の辛みそラーメンや塩タンメンを注文すればよいのだろうが、そこは自称裏ラーメンミシュランのつらいところ。

新しい店に来たならば、「まずはしょう油ラーメンを食す」という暗黙のルールを自分で作っているからである。



注文したしょう油ラーメンが到着する。妻ばばあは味噌ラーメン。一緒に鳥軟骨餃子なるものも頼んでみる。

麺やpsしょう油ラーメン しょう油

麺やps味噌ラーメン みそ

麺やps鳥軟骨餃子 軟骨餃子

しょう油ラーメンは魚介ダシが効いていて濃いめのスープに中太麺がマッチする。が、ちょっとしょっぱい。

味噌ラーメンも一口いただくが、こちらはニンニクが効いている。最初は甘みを感じるが後味はやはりしょっぱい。

鳥軟骨餃子に関しては、コリコリ・・・、コリコリ・・・。ただ食べづらいだけの餃子という感想。

スープがしょっぱいという客が多いのか、「割スープあります」という貼り紙もあった。

でもあえて割らずにスープを飲むのがおいらの仕事だよ。ああ、しょっぺえ。

帰りに代金を払おうとしてうろうろレジを探していたら、この店は食券の前金制だった。

ちょっと恥ずかしくなって急いで店を出ようとして扉を開けたら、トイレの便器がいらっしゃ~い。

方向音痴で悪かったな、これ以上恥かきたくねえから用事もねえのにトイレに入ったよ。
2017/02/28 09:00|タベグロTB:0CM:0

じじいの巣 (96)

休日の朝のトレーニングでもいつもの3ばばトリオがいることを発見したぜ。

休日だけに都合がつかないのか、2ばばウォーキングのことが多いようだ。

喘ぎおねえはイベントのある日にゃ来ない。あとはなかなか平日のメンバーとは違うな。

平日とは違ってランニングする年齢層もずっと若返る。ま、野球少年が思い切り下げてんだけどよお。



休日限定のじじいキャラも存在する。

そのじじいはウォーキングしてるんだが、走路の中央を堂々と歩いてるから邪魔になるんだよ。

追い越す時にどっちから追い越すべきか、みんな直前まで迷ってしまう。

だって、フラフラ歩いてるから追い越しざまに傾いてくる恐れがあるのさ。

一番遅いんだからピッタリ左側で歩いていてくれるとありがたいんだけど、そんなこと言えねえしなあ。



ま、そんなわけでおいらも休日トレーニングなんとか続けられそうだよ。

筋トレルームでは、土曜日限定で顔なじみのじじいももれなく話しかけてくるし。

なくなりかけてたプロテインも追加購入することに決定したんだ。

まとめ買いすると安いという単純な発想しか持たないじじい。つい3キロも買っちまったよ。

でも、これで半年くらいはまだ続けそうな気がするよ。
2017/02/26 09:00|じじいの巣TB:0CM:0

ニコラス刑事・立派な言い訳


休憩時間にニコラス刑事が自慢のスマホを出していじっている。

自分の指でもタッチで反応するもんだから、うれしくて画面を見せて自慢したりしているのだ。

時々自分が撮ったペットの写真を見せて、

「どうだ、かわいいだろう!」

なんて言うのだが、そのペットもとっくに死んでしまっていたりする。

「お前はどうせ、いつも女子高生のパンツばかり撮ってるんだろう?」

いかにも見たいようないやらしい顔で私を見る。

「そんなことできるわけないでしょ、すぐにつかまりますよ」



最近になって、女性の尻を追いかけてずっと盗撮していた男が有罪判決を受けたらしい。

彼は女性の後ろをついて周り、ズボンの上からではあるが、ずっとその尻を撮影していたのだ。

最初の裁判では偶然だという主張が通って無罪となったが、最高裁で連続しての撮影は偶然ではないということで有罪が確定した。

「しかし、なんでわかったんだろう?」

その話を聞いていたニコラス刑事が、不思議そうな顔をする。

「今の携帯は撮影する時に音がするようになっているんですよ」

「そんなの消しときゃいいだろうに」

「それが犯罪防止のために消せないんですよ」


彼はそんなことも知らなかったのだろうか。今知っておいてよかったかもしれない。

「だから歩いているときに後ろでカシャカシャ音がして気づいたんでしょうね」

「そんなのくしゃみでもしてごまかせばいいじゃないか」

「だって連続ですよ!」



すると彼は立ち上がって、そばにいたメタボチックの尻に携帯を向けて

「へーくしょん、へくしょん・・・」と真似をしてみせる。

「かえって目立つじゃないですか!!」

私が突っ込むと彼は即座にこう言い返してきた。

「これなら最高裁でも立派ないいわけになるぞ」

確かに言われてみればそうかもしれない。さすがに原始人の考えることは違うものだ。

女性の方は街を歩く時、後ろでやたらくしゃみをする男がいたら注意してもらいたい。
2017/02/24 09:00|ニコラス刑事TB:0CM:0

仮面フーフ・怪人泥酔男現る!


毎年正月を境に、私の親父の酒の量が増える。

元旦から大喧嘩するのは毎年恒例の行事にもなっていた。

今年の正月はなんとか我慢したのだが、ついこの間も夜遅く酔っ払って帰ってきた。

「はなぞうちゃ~ん。今日はねえ、僕酔っ払っちゃったぁ~」

はなぞうも私たちも無視している。答えるとまた長く居座られるからだ。

「はなぞうちゃん、お話聞いてくれたらお小遣いあげちゃうかも~」

今度は金で釣ろうという魂胆だ。泥酔男はまだしつこく話しかけてくる。

私がせっかくパソコンに向かっているというのに、集中も途切れてしまうではないか。

「あのねえ、今日は酔っ払っちゃったぁ・・・」

何度も同じ言葉を繰り返すのには、いいかげん頭にきた。

「おい、うるさいからもう寝ろよ!」

私がいうと、怪人泥酔男は真っ赤な顔で目を吊り上げて睨み返してきた。

「お前に話してるんじゃねえ。だいたいお前はなんでおれにそんな口を利く・・・」

また始まってしまった。もはや一触即発状態である。




・・・カチッ。


私の頭の中のスイッチが入った。





出たな怪人泥酔男!


へーんしん。仮面フーフ!



お腰につけたホッカイロが回りだす。



ぎゅいぃぃーーん。



誰もいない寝室で、ベッドテーブルも回りだす。



ぎゅぎゅぎゅいぃぃーーん。



覚悟しろ、泥酔男。今日こそ決着をつけてやる!




「ちょっと、あんたやめなさいよ。お父さんだって気分いいんだから・・・」

立ち上がった私と泥酔男の間に妻ショッカーが割って入る。

「おれが悪いんじゃないだろう!」

「あんたが怒るからいけないんでしょう!」

怪人泥酔男も妻ショッカーの手先となっていたのか・・・。

妻ショッカーもろとも成敗してくれる。いくぞっ!




イーッ!

子供戦闘員たちは、ただならぬ雰囲気を察知しておびえている。

「さあ、いいこちゃんたちにお小遣いあげようかなぁ~」

怪人泥酔男は子供戦闘員を連れて他の部屋へ行ってしまった。

泥酔男め、覚えていろ。



やはり私の相手は妻ショッカーだ。今日こそは決着をつけてやるぞ。

「お前だってうるさいから返事をしなかったんだろう?」

私の攻撃はいつも理論的だ。的確に妻ショッカーの弱点をつく。

「でも、あんたが出てゆくといつも取っ組み合いになるでしょ」

確かに去年の正月はひどかった。あの時は何発殴られたことか・・・。

でも、その後彼が自重するようになったのは自分でも反省したからだろう。

「それくらいしないとわからないんだよ、あの男は・・・」

妻ショッカーは黙っている。私の三段跳び論法がジワジワ効いてきたようだぞ。

「おれ以外に誰があいつに注意してやれる?」

歳をとっての深酒はいいことがない。どこかで倒れたりしても大変である。

私の三段跳び論法で、妻ショッカーももう虫の息だ。返す言葉も無く下を向いている。

今こそ必殺技でとどめだ。




かめーん・・・、



ん??



妻ショッカーの様子がおかしいぞ。



顔を上げた妻ショッカーの目に、例の光るものが!!



妻ショッカーの必殺技、涙ビームだ。



油断していた私はまともに喰らってしまった。




うわぁぁぁーーーっ!






爆!!!






今回の戦いは残念ながら妻ショッカーが勝利した。まだ泥酔男との決着もついていない。

でも、まだ戦いは終わっていない。家庭平和を守るため、仮面フーフは今日もゆく。

ゆけ、仮面フーフ。戦え、仮面フーフ。


(対戦成績は個人情報保護法によって公開できない)

2017/02/22 09:00|仮面フーフTB:0CM:1

タベグロ (39) 餃子とライス無料な太っ腹ラーメン屋

トレーニングの後はやっぱラーメン食いてえよな、それは土日の混雑時でも同じだよ。

しかしまあ、よくこれだけの人間がラーメン食いに来るもんだ。

どの店も昼時は駐車場がいっぱいだから車を停めることもできやしねえ。

やっとで停めることのできたラーメン屋さんがサービスよすぎてびっくり。



入り口の看板に「365日餃子、ライス無料」と書いてある。

これだけサービスがいいというのは何か理由があるに違いない。

だからじじいはラーメンの味にはそれほど期待していなかった。

逆にますければそれなりに評価を下すのが、自称裏ラーメンミシュランの役目でもある。

メニューを見ると基本的にニンニクたっぷりの味噌ラーメンが主流になっている。

さすがにニンニク臭いと妻ばばあからまた文句を言われる恐れがある。

だから今回は唯一ニンニク不使用の「しょう油ラーメン」を注文した。

くるまやしょう油ラーメン餃子ライス無料


もちろん、貧乏じじいだから無料のものは何でもこいだ。餃子にライスもつけてもらったよ。

このサービスの良さで600円という安さには驚くばかり。実に太っ腹なラーメン屋さんだ。

味も普通のしょう油ラーメンで別にまずいわけではなかった。

ライスもおかわりできるというので、お客さんもお腹いっぱいで太っ腹だよ。

餃子もおいしかったけど、実はこっちにニンニクがたっぷり入っていたのであった。
2017/02/20 09:00|タベグロTB:0CM:0

じじいの巣 (95)

土日が休みになって当たり前の生活に戻ったじじい。でも、トレーニングの時間が混雑するのは当たり前。

働いている方の多くは、仕事が終わってからトレーニングしにくるからな。

休日には朝一でトレーニングに来ても、やはり体育館はイベントで盛りだくさん。

イベントがなくても冬の時期はグランドが使えないから、野球少年たちが一所懸命走っている。



野球少年たちにも足の速い人と遅い人がいて、その差は大きい。

じじいはその中間あたりの少年とともに走るのだが、たまに一番遅い子の後ろについてゆっくりとする。

野球少年の後ろから一緒について走ると、なんだか野球のコーチになったみたいでかっこいいからだ。

知らない人が見てもきっとそういう風に見えるだろう。がははは。



でもよお、そのうち本物のコーチが走ってきておいらの前に割り込んでくる。

おいおい、追い越し割り込みは結構だが、誰かさんみてえに屁えこくんじゃねえぞ。

こうなると、おいらの立場はただのじじい。偽物のコーチだってバレバレなわけ。

だって、本物は野球のユニフォーム着てんだもんなあ。同じようなじじいだけどよお。
2017/02/18 09:00|じじいの巣TB:0CM:0

ギガな遠吠え

携帯電話のメモリーが少なくなってきたので、電気屋さんでメモリーカードを購入することになった。

最近のSDカードの極小化には驚くばかりだが、それ以上に記憶容量の増大化も進んでいる。

これはデジタルカメラの写真性能が上がるにつれて、どんどん増えていってるようだ。

私が初めてデジカメを購入したときには、確かまだメガという単位であった。

それが今やギガという、とてつもなく大きな単位があたり前になっている。



メガとかギガというのは、数字の単位を表す言葉である。これくらいは私でもわかる。

私のパソコンにも、このギガというものが付いている。どこかは知らないが・・・。

ギガとはどんなのものだろう。考えてみても想像がつかない。

「ギガバイト」、普通に使われている言葉だが、単体で見るとなぜか恐ろしい言葉に見えてくる。



ギガなバイト?

どれほどいかがわしいバイトのことを言うのだろう。

私の頭の中は渋谷の駅前にあるハチ公の像にあった。





夕暮れの渋谷駅前、そこは大勢の人が足を速めて行き交う場所。

ハチ公前にはたくさんの人々がいる。雰囲気からしてどうも待ち合わせらしい。

その中に、女子高生と思われる若い女の子が集団がいる。

私の前にたむろして何かひそひそ話をしている。

「昨日のおじさん、チョウむかつくぅ」

「ああ、あのハゲおやじでしょ。キモイって感じぃ?」

「それだけならまだ我慢すんだけどぉ、お金持ってないのぉ。『忘れた』だってぇ」

「え、なにそれぇ、まじむかつくぅ」




私の目の前で、彼女たちが話している言葉の意味もほとんど理解できないが、そのミニスカートだけは理解できた。


この時期、夕方はまだ寒いのだろう、みんながマフラーを巻いている。


強い風が吹いてきた。


彼女たちのミニスカートの裾が一瞬めくれ上がる。


人通りの多い歩道に注意を向けた彼女たちは、後ろにいる私のことなど知る由もない。


ハイカラなパンツが丸見えだ。


この寒いのに素足だ。ステテコどころか毛糸のパンツもはいていないではないか!


「お嬢さんたち、風邪をひくよ」私はやさしく声をかけてみるが、聞こえはしない。


やはり私は石像だった。


一人の女子高生のほどけたマフラーが、私の足元に引っかかった。


彼女はそれを無理に引っ張った。ずぃぃー。


マフラーは漁師さんの網のように広がってしまう。


「なにこれ、チョウSKって感じぃ」


そして、ゆっくりと引っかかりを取り除いている時に、私のぽこりんくんを発見したらしい。


「あー、ねぇ、ちょ見て見て。かわいいー」


かわいいとは何事だ。これでも私は立派な大人だ。確かに外人エックスとくらべ・・・!!(あぁ)


彼女は私のぽこりんくんをいじり始めたのだ。こんなところでやめてくれ。で、でも・・・。


それだけではなかった。


「ほら、あんたも触ってみ、チョウうけるぅ」


彼女は私のぽこりんくんをいじりながら笑っているではないか。しかもそれを友達に回そうというのだ。


「あっ、ほんと。オモシロー」


その子は人差し指と親指を使ってこねくり回す。


あぁ、もうだめだ、こんなところで私は、私は・・・、


ワオォォーン!!


その瞬間、不覚にも私の脳裏をよぎったのはマルチーズだった。


人間と犬もしくは石像、それはまさに戯画の世界であった。
2017/02/16 09:00|二期TB:0CM:0

タベグロ (38) 3玉まで料金無料のうどん屋で、2玉じじいは悔やむ


近くにある大人気のラーメン店の社長が、趣味でうどん屋まで始めたんだ。

オープンして2年ほどになるが、なぜかいつのまにか店の名前が変わっている。

同じ名前の店がどっかにあって、登録商標とかなんとかで変更を余儀なくされたのだろう。

この店は本格的なコシの強い讃岐うどんなのだが、その分少々お値段も高めである。

それでもいまだに多くの客が訪れるのは、やはりおいしいからであろう。



店の名前が変わってからはまだ一度も訪れていなかったので、比較的すいている時期を見計らってやってきた。

テーブル席に座ってメニューを見ると、その種類が増えていることに驚く。

基本はうどんなのだが、一品料理やお酒や定食まで増えている。

しかもうどんに関しては3玉まで料金同じという太っ腹ぶり。

今まではだいたい「冷やしぶっかけとろろうどん」を2玉で注文していた。

しかし、新メニューに大好物の「きつねうどん」があったのでそれを頼んだ。

はじめうどん、きつね


ちなみに妻ばばあは黒カレーと小うどんのセット。

はじめうどん、黒カレーセット

子供はこの店一押しの冷やしぶっかけ天ぷらうどん。

はじめうどん、天ぷらぶっかけ


やはり食べてみて温かい麺はコシが若干弱い。仕方のないことだ。

子供の頼んだ冷やしぶっかけを一口いただいて、そのことは間違いないことを確認した。

ただ、麺の量は以前の2玉に比べると足りないような気もするが気のせいか。

所詮じじいの貧乏腹のことだ、麺3玉にした方が得だったと悔やんでいるのだろうよ。
2017/02/14 09:00|タベグロTB:0CM:0

じじいの巣 (94)

日勤専門になったのでトレーニング時間はもっぱら夜になってしまう。

サラリーマンのほとんどがその時間に合わせてトレーニングに訪れるため、結構混雑するんだよな。

しかも、老若男女織り交ぜてのランニングにウォーキング。

筋トレルームは若いムキムキのお兄さんが集まっている。

朝一のじじばばタイムが懐かしいぜ、まったくよお。



夜の時間にランニングするのも結構決まった面子なんだが、あいさつもできねえ奴が多いんだ。

「こんばんわ」くらい返してくれてもいいのによ。

ま、じじいはおしゃべりに行ってるわけじゃねえからいいけどな。

混雑しているときに歩いてるじじいやばばあが邪魔がられてるのは確かだよ。

朝一番の3ばばトリオみたいのはいないみたいだ。あれはあれでよかったなあ。



ジムの方は6時を過ぎるとマッチョマンたちが集まってくる。

筋トレのマシンの重りをマックスにしてガンガン鍛えているよ。

そんなの見せられちゃあ、重りを軽く調整するじじいはかっこ悪いじゃねえか。

こっちも同じくあいさつなんてほとんどしねえ奴らばかり。

でも、筋肉ムキムキだから下手に逆らわねえほうがいいよな。

はいはい、じじいはこっそりと空いてる器具をやんわり使わせてもらいますよ。

そして使った器具はタオルでちゃんと拭いておきますのことよ。加齢臭で悪かったな。

2017/02/12 09:00|じじいの巣TB:0CM:0

みなしごハッチとヤングマン

買い物へ行った帰りに、また赤い看板が私を誘っている。

晩御飯を食べる前だから余計に誘惑されやすいのだろう。

家に帰れば食事が用意されているというのに、私は赤い誘惑に勝てなかった。

「てりやき」と名のつくハンバーガーをついつい購入してしまった。



家に帰って食事を取った後にも、私には楽しみがあった。

もちろん、他の家族にもお土産として赤いお店のもを買ってきた。

食事が済んでからでもみんながおいしく食べれるとはすごいものだ。

ジャンクフードのなせる技、まさに別腹である。

私もさっそくてりやきをいただくことにした。

ジューシーなタレがおいしさの秘訣なのだが、逆にこぼして衣服に付く可能性もあるから要注意だ。

以前にそれで失敗をしているからよく心得てはいる。でも、家で食べる分には問題ない。




てりやきとは日本風のみりんなどを加えた、甘みのあるしょう油味のことをである。

それほどメジャーではなかったこの言葉を、一気にブレイクさせたのもこのハンバーガーかもしれない。

でも、てりやきという本来の意味はたぶん違うのではないだろうか。



私の頭の中は、焼き鳥屋の主人となって炭火を扇いでいた。



全部で40本の串が炭の上に並んでいる。

タレをつける前の焼きがこの料理の一番重要なポイントである。

その火加減を調節するために、赤いうちわがパタパタと叩かれる。これが難しいテクニックだ。

つらい修行時代に学んだこの技術は、他人が真似しようとしてもなかなか出来るものではない。

この技術によって客の入りも違ってくるのだ。



ちょうどよい焼き加減になったところで、秘伝のタレが付けられる。

このタレの成分については誰にも教えることは出来ない。

事実、修行した店の主人だって教えてくれなかったことだ。自分で研究して作り出したものだ。

鶏肉に付けられたタレが、ジュウという音をたてながら神秘の輝きを見せた。

「これが照りというものだ」

修行時代に最初に教わった言葉である。

その後、出来上がった焼き鳥を食べて感動して、弟子になることを決意したのだった。



「はい、焼き鳥あがったよーっ!」

大きな声で店の中にいる店員に声をかける。

やってきたのはアルバイトの女性店員だ。大学生だから夕方から手伝いに来ている。

とてもかわいいからついつい採用を決めたのだが、言葉遣いがどうも気に入らない。

それが元で客たちから叱られることもしばしばあった。

もう一つ彼女の特徴をあげるならば、その胸の大きさである。

それも、面接のときからずっと毎日、谷間の見えるような服を着ているから目のやり場に困る。




「はい、これ持っていってちょうだい」

私は40本まとめてのせた皿を彼女に渡した。

「いやぁん、てんちょー、これ重いわぁ」

彼女が皿を持ち直そうと下を向いた瞬間に、その胸元からたわわな胸がすべて見えたのだ。

もちろん乳首の先まではっきりと・・・。

たじろいだ私は何かに足元を取られ、後ろへひっくり返った。

ちょうど真後ろに秘伝のタレが入った大きな瓶があり、私の尻はすっぽりとそこに収まった。

おかげで怪我をすることもなくよかった。



「てんちょー、へいきぃ?」


そういった後で彼女は笑い出した。


瓶にはまって手足を広げ、ジタバタしている私の姿がおかしいのだろう。


でも、これは冗談じゃない。本当に抜けなくなってしまったのだ。


「おい、ちょっと引っ張ってくれないか」


彼女に手を引いてもらうが一向に抜ける気配はない。


「あたし、こおいうの苦手なんですけどぉ・・・」


そう言って彼女はレジにいる妻を呼んできた。


私の姿を見た妻も、大きな声で笑い出した。


「西城秀樹のヤングマンじゃないの!」


二人はいつまでも大爆笑しているではないか。まったく失礼なやつらだ。


「いいから早く引っ張ってくれ!」


妻と彼女は片方ずつ思い切り手を引っ張った。





私はなんとか地面に足を着けることが出来た。


しかし、尻の瓶はまだ抜けていなかった。「みなしごハッチ」そう、はたらきバチの格好だ。


しかも瓶の中からタレがにじみ出てきて足元に広がっていく。


妻と彼女も驚きと笑いのあまり、手を離してしまった。


すると重力の法則が働いて、私の身体はまた後方へ傾いて、瓶から飛び出たヤングマンとなった。


瓶の中のタレがなくなるまで、私はこの動作を繰り返した。


起き上がりこぶしのように・・・。
2017/02/10 09:00|二期TB:0CM:0

じじいの巣 (93)

交替勤務を外れて普通の職場で勤務するじじい。

引き出しのない壊れかけのデスクを与えられるも、パソコンもまだなしの状態。

単なる物置きか両手をついて佇むためのデスク。ま、そんなとこにゃあいねえがな。

でもよお、若い女性が隣でパソコン打ってるんだよな。

今までは男ばっかの職場だっただけに、ちょっとおかしな気分になっちまいそうだぜ。



そんな女性が、おいらにいろんなこと聞いてくるんだよ。

「じじいさん、いくつですか?お子さんは何歳ですか?」

全てに答えてやるんだけど、もしかしたらこの子はおいらに興味があるんじゃねえかなんて錯覚に陥っちまう。

しかもメガネをかけてるとは、おいらの好みまでちゃあんとわかっていやがるじゃねえか。

大きな勘違いだけど、じじいもちょっと若返った気分になるよ。



さて、終業時間になって帰りの自転車に乗ろうとすると、なんとまたその子が一緒。

「私も自転車で駐車場まで行くんです」

後ろからついてゆくも、女性らしい小さめの自転車なのでスピードが出せない。

追い越してゆくのも失礼にあたるのでじっと後ろからついてゆく。

なんか、傍から見たらストーカーみてえなもんじゃねえかなんて考えてしまう。

やっとのことで駐車場の自転車置き場にたどり着いた時、彼女がこっちを振り返って声をかけてきた。

「じじいさん、お疲れ様でした」

わざわざおいらの名前まで呼んでくれて、ニッコリ笑顔であいさつ。

ああ、勘違いするなよじじい。そんなことは間違ってもないぞ。
2017/02/08 09:00|じじいの巣TB:0CM:0

タベグロ (37) 天丼屋さんでラーメンが勝利する日

昔住んでいた家の近くにある天丼屋さんがまだ営業を続けている。

開店当初は値段も安く、目新しい食事処としてずいぶんにぎわったものだ。

しかし、ラーメンと違いそんなに天丼ばかり食ったりはしない。

いつしか客の数も減ってきて、天丼一杯の値段も高くなった。

いつ閉店するのだろうかと心配していたのだが、店がどのように変化したのか気になってはいた。



今日は近くにある店に家族で買い物に来ていたので、久しぶりに寄ってみることにした。

なんか懐かしくて、また天丼を食べてみたい気持ちになった。

店内の雰囲気は昔と変わらないが、カウンターの脇に無料のコーヒーサービスができていた。

客は他に二人しかいなかったので、広い座敷を3人でゆったり使わせていただく。

以前より分厚くなったメニューを開くと、なんとその数の多いこと多いこと。

以前はセットメニューでうどんとそばがあったのを記憶していたが、今やなんでもありだ。

カレーにラーメン、とんかつに天丼まで。(あたりまえだ)

ラーメンだけでもいろいろな種類があったが、数あるセットメニューから天丼ラーメンセットを注文した。



天丼屋さんでラーメンとはいかがなものかとは思ったが、そこは自称裏ラーメンミシュランのつらいところ。

一応この店のラーメンの格付けを行っておくのが使命である。

それほど待たないうちに頼んだものが到着した。

天丼亭 天丼ラーメンセット

セットの割には天丼はたっぷり、ラーメンもそこそこのボリュームである。

まずは久しぶりに天丼をいただいてみる。うーん、懐かしい味だ。

以前は天丼の汁が足りなくて、いつも「つゆだく」を頼んだものだったが、今はちゃんと汁がご飯に染み込んでいる。

そしてラーメンの方に着手する。

ああ、これは昔ながらの懐かしいしょう油ラーメンだ。こりゃたまらん。

じじいにゃあ最近流行のラーメンよりも、こういったものがうれしいのだよ。

とゆうことで、この天丼屋さんはラーメンの勝ち。
2017/02/06 09:00|タベグロTB:0CM:0

受験生Hの試験

パソコン教室


(燃え上がるような赤だ)

ある日私は、買い物途中でふと目立つ店を発見した。赤い旗や赤い目印は嫌でも目に付く。

その店に近づいて赤い文字を読んでみると、パソコン教室と書いてある。

1時間1280円という値段が安いのかはわからないが、予約制となっているようだ。かなりの生徒数がいるのだろう。

こういうのは塾みたいなものだろうか?

私は塾というものにあまり縁がない。小学校の頃のそろばんくらいのものだ。

それも6級という意味のないところで終わってしまった。サボる技術には長けていた。

塾というのはいったいどんなものなのだろうか。興味がわいてきた。




私の頭の中は、受験生Hとなって、予備校へ通っていた。




「はいじゃあ、これから小テストをやりますよ。前の人は後ろへ渡してください」

また小テストだ。最近はほとんど毎日のように繰り返されている。

自分の実力を測るためには一番いい方法だというのは知っている。しかし、これが毎日ではつらくなる。

今日のテストは数学だった。

数学はどちらかというと得意な科目だったので、問題はスラスラと解けていった。

ところが、半分以上書き終えたところで、鉛筆の芯が折れてしまったのだ。

代わりの鉛筆は持ってきていたのでよかった。しかし、解答用紙が汚れてしまった。

昨日買ってきたばかりの消しゴムを手に持ったとき、その感触に驚いた。

今までのそれとは違い、反発力が弱いのだ。触った部分がプニッとへこんで、ゆっくりと膨らんでくる。

この感触はなんだろう・・・?



その消しゴムの白い表面は、婦人警官ジョシーの肌を連想させた。


ああ、ジョシー!これは君の柔肌なのかい?


この柔らかい感触は、まさに君のその大きな胸のふくらみだ。


第一章で、下から持ち上げるようにして見せてくれた豊満な乳房に相違ない。


ジョシーよ、こんなところにまで私を追ってきたというのか・・・。





無意識のうちに、私は消しゴムに鉛筆の先を何度も差し込んでいた。

白い柔肌には無数の黒い点が広がってゆく。それは模様となって一つの形を示していた。

ジョシーの黒皮のスーツに付けられた星のマークだ。

星の五つの頂点となる部分には、いっそう鉛筆が深く差し込まれて大きな点となっている。

そんな中で、いつしか私はサディスティックな自分を発見しているのだった。




鉛筆の先を差し込むたびにジョシーのあえぎ声まで感じる。


(ジョシー、ここはどうだ!)


(オゥッ、シット!)


(もっと深く突き刺してやろうか・・・?)


(オゥイャー、カモンッ!)


(これがジャパニーズ・モニュメントだっ!!)


(オウ、マイゴウ!!)





「はいそこまでー!」

塾講師の掛け声で、私は我に返った。

解答用紙の空欄が、まだジョシーの肌の余韻を残しているように見えた。

問題3の三角形の角度を示す扇型の膨らみさえも、ジョシーのそれに見えてくるのだった。

家に帰ったらすぐにでも机の引き出しを開けてやる、そう固く心に誓った。

しかし私は、試験が終わってもすぐに席を立とうとはしなかった。

ズボンの膨らみが収まるのを待っていたからだ。
2017/02/04 09:00|受験生HTB:0CM:2

カバのやり場



・・・こんな夢を見た



私の家に大きな水槽があった。こんなものいつからあったのだろうか・・・。

中を見ると、およそショップなどでは見かけない魚が泳いでいる。

これはときどき食卓に並ぶハタハタではないか!

それも一匹ではない。5,6匹いるだろうか。

結構大きかったので、子供もいるのではないかと探してみると、下のほうにかわいいのがたくさん泳いでいた。

ハタハタだけではなかった。

下の方には、カラフルなスポンジで出来たイルカまで泳いでいた。ピンクや黄色、青色まであった。

スポンジで出来たおもちゃがなぜ泳ぐのか不思議だったが、水の流れに沿って動いているだけなのだと自分で納得してしまう。



視線を上に移すと、今度は小さなカバがゆっくりと落ちてきた。

水槽に入ってしまうぐらいの小さなサイズだがこれは本物だ。ちゃんと生きている。

カバは淡水の生物ではないかと考えるのだが、それもなぜか納得する理由が出来る。

やがて水槽の下にたどり着いたカバは、大きな口を開けて黒っぽい液体を吐き出した。

それはガラスにコケのようにこびりついて、水槽の視界を悪くする。

(掃除をしなくちゃいけない・・・)

私は重い水槽を風呂場に持ってゆき、掃除を始める。



まずはザルを使ってハタハタをすくい他の容器へと移す。

カバは手でつかんで水の入った浴槽に入れた。

何度か水を吸い込んでいるうちに、吐き出す液体も徐々に透明になってゆく。

水槽のガラスにこびりついたコケのようなものを落としていると、ピシャピシャとはねる音が聞こえた。

ハタハタの子供がまだ数匹ザルに引っかかっていた。

慌ててそれを容器に移そうとしたときに、一匹だけ浴槽の中に飛び込んでしまった。

子供のハタハタは、あれよあれよという間に、カバの口に吸い込まれてゆく。

次に開いたカバの口からは、例の黒っぽい液体が吹き出てくるのだった。



これは一緒にしておいてはいけない。

ハタハタが全滅するのが先か、水槽が真っ黒になるのが先か・・・。

私はカバのやり場に困り、途方にくれるのだった。

2017/02/02 09:00|夢の続きTB:0CM:0

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