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人間最後の日

すぐそこにある


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足田代

Author:足田代
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下のカテゴリーは古い順に並んでいます。 最初から読みたいときにどうぞ。


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じじいの巣(64)

最近のじじいは屁が漏れて止まらない。しかも強烈に臭いんだよ。

バキュームカーの匂い。尿もキレが悪くズボンにしまった後でチョロチョロ出たりする。

食い物が悪いのは仕方ない、鶏胸肉と野菜ばっか食ってるからな。

トレーニングの後のプロテインが悪いのかなと考えたが、それでも我慢できないのはおかしいじゃないか。

これだけ腹筋を鍛えても肛門や尿道の部分は鍛えようがないというのか。



買い物途中で屁が漏れる。銀座を新しいT-シャツお披露目で屁が漏れる。

トレーニング最中に屁が漏れる。他人と話している最中でも屁が漏れる。

しかも強烈なにおいをばらまいてるわけだから、人間バキュームカー接近注意報だよ。

便がたまってるせいもあるんだが、こちらは快調に毎日排出されてるから問題なし。

たぶん、大腸のあたりがおかしくなってるんだろうな。ポリープとかゆうやつだろう。



そのうち屁と一緒に便が漏れちまったら終わりだ。

それはもう人間の一線を越えたアニマル、人間最後の日になるのだろうよ。

生きてるだけの動物、周りの人間たちに迷惑がられるだけのゴミ同然の動物。

かわいいならペットにもなるが、臭い、汚い、キモいの3Kアニマルさ。

それが近づいてる足音は、そんなところからじわじわと感じるよ。

「屁がものすごく臭い!」と嫌う子供にそんな話をしてみると、肛門の筋肉を鍛えるグッズみたいなものもあるらしい。

そしてじじいは、年寄りの集まる100均ショップをくまなく探して歩くがそんなものを見つけられるはずはないのであった。
2016/06/29 10:34|じじいの巣TB:0CM:0

せんばさ

大型スーパーでの一人旅もいい加減飽きたので、私は雑貨店に女性陣を迎えに行くことにした。

しかし、娘たちはまだ買うものを悩んでいるようだった。

もう一度一人旅に出て本屋でも探そうかと思っていた時、ぬいぐるみの群れが私の目にとまった。


りらっくま

(かわいい)

これはリラックマといわれるキャラクターだ。

子供たちに絶大な人気を誇る、とてもかわいいクマのぬいぐるみである。

実は我が家にもこいつの枕がある。テレビを見ながらうたた寝をする時にちょうどいい。

それにしてもこのクマの表情を見てもらいたい。なんか「ぽやぁん」として癒されるような気分になるだろう。

マンガで表現されるクマのキャラクターには、他にプーさんなどもいる。

それも実にかわいらしいので、子供にとってはクマというもののイメージがよくなっていることだろう。



しかし、実際のクマは全然違う。

最近は人里に下りてきて、作物を荒らしたり人間に危害を加えるやつまで現れている。

実物を見たときにはじめて、人はその恐ろしさを知るのだろう。

本当のクマとは、漢字書いた「むうつきひーひ、ちょちょんがちょん」の熊なのだ。



私の頭の中は、山中のヒグマとなって、冬眠の準備をしていた。




冬眠に入るにはあらかじめたくさん食べておかないといけない。

私たちの場合は変温動物とは少し違うのだ。哺乳類のつらいところでもある。

この辺にあるどんぐりや木の実はすべて食べつくしてしまった。

一応雑食ではあるが、むやみに小動物を食べようとは思わない。こうなったら人里にでも下りてみようか・・・。

しかし、私は人間が怖いのだ。彼らは鉄砲を持っている。私の仲間もずいぶんその魔の手にかかり死んでしまった。

そして彼らはそれを歌にまでして私たちを馬鹿にしているのだ・・・。



♪~それを猟師が鉄砲で撃ってさ

煮てさ

焼いてさ

食ってさ




・・・せんばさ。



せんばさ!?

私はその言葉の意味を想像しただけで身震いしてしまった。

殺されて食われる以上の恐ろしいプレイがそこには存在するのだろうか・・・。



と、その時私の近くで物音が聞こえた。

見るとそこには猟銃を手にした人間が数名、私に近づいてきているではないか!



あ、あんたがた誰さぁぁーーーーっ!!

慌てて穴を掘り始める私の尻に麻酔弾が打ち込まれる。



意識を取り戻した時、私はコンクリートで作られた箱の中いた。

鉄格子の向こうには多くの人間が私を見つめている。

それは殺されて食べられるよりも恐ろしい「せんばさ」な状況であった。
2016/06/27 10:40|二期TB:0CM:0

タベグロ(9) 土日もランチタイム半ライス無料の罠

この前、背脂しょう油がうまかったもんだからまた来てしまったよ。

どうせ妻の車のタイヤ取り付け待ち時間だから、時間つぶしにもちょうどいい。

このお店は平日ならランチタイムに半ライス無料というサービスがあるのだが、なんと土曜日にまでサービスを拡大したみたい。

その心意気に共感して、半ライスも頼んであげることにした。



このお店のいいところは、ライスにかけるふりかけがいつもテーブルに用意されているところだ。

裏ラーメンミシュランの私としても、こういうところはちゃんと評価しているのですぞ。がははは。

ちなみに頼んだのはまたも背脂しょう油、トッピングで岩のりしています。

というわけで、半ライスにはふりかけ山盛りがっつり状態でございますよ。

三方亭背脂岩のり



やはり背脂がいいですねえ。でも、トッピングはいらなかったかな・・・?

お腹がいっぱいになったところで、まだ時間があるのでスーパーでお買い物しようと店を出たら・・・。

あらやだ、ご自慢のT-シャツにまた変な染みが・・・。

なんと、山盛りがっつりでこぼれたふりかけがくっついていたのでした。

三方亭ふりかけ付着

2016/06/25 09:28|タベグロTB:0CM:0

じじいの巣(63)

女房の車のタイヤがすり減っているというので、イエローハットというお店でタイヤを物色。

もちろん、一番安いもの探しだよ。悪かったな貧乏人の銭失いでよお。

とにかく一番安いものを選んだら、「ポイントカードも無料で作っておきますよ」とのこと。

無料でポイントがつくならこんなにいいことはねえ。

一時間も待ってるついでに作ってくれるというからお願いしたわけさ。



そこでチラシを眺めていたら、なんとエアコンの吹き出し口につけるタイプの消臭芳香剤がなんと半額!

タイヤを買ったポイントでも買えるじゃねえか・・・。

おいら、よろこんで女房に伝えてやったのさ。

「でも、この前買ったの臭かったわよ」

香りの種類も豊富にあるから、今度は別なものを買おうとサンプルの匂いを嗅ぐじじい。

くんくん。あ、くんくん。くんくん・・・。



そうしてやっと「ダウニー」というピンク色のやつがいいと心に決めたのさ。

「ダウニーってやつがいいみたいだ、これにしようかな?」

「それって、洗濯に使うやつだよ。あんたの場合じじいだから『ペット用』がいいんじゃね?」

もはやじじいは人間通り越してケモノ扱いでございますよ。

ペット用

2016/06/24 09:25|じじいの巣TB:0CM:0

エコロマン(2) マイナスイオン変換


最近のエアコンには「マイナスイオン」という言葉がよく使われている。

もちろんエアコンだけではない。ヘアドライヤーなんかにもついている。

我が家のエアコンにもこの機能があるのだが、どこがマイナスなのかはいまだにわからない。

身体にいいとか、癒しの効果があると聞くのだが、まったく実感することはできない。

電気製品の中で、マイナスに変える装置があるはずなのだが、その仕組みを考えてみてもどうやって出来るのかがわからないのだ。

中に金属の棒みたいなものがあって、そこにプラスをくっつけるのだろうか?

だとしたら、金属の棒もすぐに腐食が始まるのではないだろうか・・・。

いや、その辺は専門家にしかわからない極秘事項なのだろう。これ以上考えても答えは出て来そうもない。



電気的にイオンをマイナスにするのは有りとしよう。

しかし、マイナスが出来れば、同時にプラスも出来るはずだと思うのだ。

部屋の中にマイナスを放出しておいてプラスは外に出すのであれば、外は大変なことになる。



都会のビル街でプラスイオンが漂う中に、あの男が現れた。

地球環境問題に取り組む正義の味方、エコロマンだ!



「よおぉーーしっ!!私が登場したからにはもう安心だ」

エコロマンは、選挙運動よろしく通りすがりの人たちに握手を求める。

しかし、真っ白な全身タイツに身を包んだ彼に近づこうとするものはいない。

彼は中腰のまま、両手の握りこぶしを胸の前でぐるぐると回しだす。そう、いーとーまきまきの格好だ。

一昔前のモンキーダンスとはこんな感じだろうか?

「マイナス変化、イオン還元セールッ!!」

彼はきっとプラスイオンをマイナスに変化させているつもりなのだろう。

しかし、目に見えないものは効果がわからないのだ。

彼の周囲、半径3メートル以上離れた人だかりが注目する中、彼は恥じることもなくずっとその動作を続けていた。

5分ほど経過すると、糸巻き運動もさすがにゆっくりになってくる。

「人間急いでもいいことないよー。マイペースマイペース」

そういいながら彼のタイツは汗でびっしょり濡れていた。白いタイツの股間の部分が少しばかり黒く透けて見えてきた。

これはやばい。もう少しでぽこりんくんの形まではっきりと映し出されるぞ。



「おい、そんなことやったって目に見えないからわからないだろう!」

観衆の中の一人が叫んだ。

「目に見えないからやっかいなのさ。でも、これを見るがいい」

エコロマンはそういって自分の腹を指差した。

その腹は見事なまでにぷっくりと膨れ上がっていた。

「イオン交換されたプラスの部分が私の腹に、ほれこのとおり」

ポンとその腹を叩いてみせた。



ブッ、ブゥー・・・。

彼の尻から大量のプラスイオンが漏れ出した。

ブピィーーーー・・・。

必死で手で押さえても、その勢いは止まることがなかった。

身体に悪いとされるプラスイオンは、強烈な匂いを伴って周囲に撒き散らされた。
2016/06/22 09:39|エコロマンTB:0CM:0

タベグロ(8) 冷やしラーメンも食べたいとろろ

このお店のメニューも夏メニューが追加されていた。

製麺屋夏メニュー

冷やしとろろラーメンにはかなりそそられる。

これが真夏であれば注文を聞かれる前に頼むとろろ。

とろろが今日はまだ6月、食べていないメニューを物色することにしたのだ。



ついでにサラダも頼んだ。いつもチャーハンばかりだといい加減店から目をつけられる。

やれ、ズボンにスープをこぼしただの、スプーンを二つ持ってこいだの、文句ばっかり言ってるみたいに思われる。

裏ラーメンミシュランとしては印象が悪くなるのは避けたいとろろ。

ま、健康に気を使ってるふりをするのもミシュランの隠された使命でもあるのだよ。

製麺屋五目らーめん


食べてみると、これがまたいい味のトロトロスープ。

食べてゆくうちに、あんかけの具が他の店と違っていることに気が付く。

一般的には五目の種類には必ずといっていいほど豚肉が入っているのだが、これにはまったない。

賛否両論別れるとろろではあるが、肉嫌いの私にとっては大いにありがたい話だ。

いつかきっと「五目旨煮ラーメン・ランキング」上位に位置する存在になるであろう。

もっとも、そんなランキングは私の頭の中だけにしかないのであるが・・・。

からっぽ
2016/06/21 09:42|タベグロTB:0CM:0

日系ハーフ三世・赤ちゃんをすり替えろ!(第十話)最終話


~チャラッ、チャラッ、ニッケイハ~~フ!♪



エレベーターのドアが開くと中から見慣れた顔が現れたよ。

そう、カピバラのおっさんだ。

「オルガー!!ここであったが100年目。今日こそはタイホしてやるぞ」

「おっさ~ん、なんでこんなとこまで来るんだよう」

「お前をタイホするためなら、たとえ宇宙にでも追いかけてゆくぞー!」

いくら国際万引きGメンだからって、おいらばかり追いかけなくてもいいじゃないか。

「あのー、失礼ですがあなたは?」

警備員もおっさんのことは知らないらしい。

「私は『IMPO』からやってきました、国際万引きGメンの雛形警部です。訳あってこの男をずっと追っていたのです」

おっさんはそういってトレンチコートから手帳を出して見せる。

ついでにカピバラの帽子も取って会釈したんだけど、おっさんの頭頂部には髪の毛がなかったんだ。おいらおかしくて思わず笑っちまったぁ。



「おっさ~ん。ハゲてたのかよ!!」

「うるせー、オルガァ!タイホだあーー!」

おっさんは手錠を出してきたから、おいら慌てて腹の中のトイレットペーパーを出して投げつけたんだ。

「痛っ!」

ちょっとひるんだ隙に、おいらはダッシュを決めて逃げたってわけ。

追いかけてくるおっさんに、またトイレットペーパーを投げつけたら、見事に踏んづけて転んじまった。

「オルガァ・・・、待てぇーー!」

誰が待ってやるもんか。逃げることに関しては、おいら誰にも負けないのさ。



駐車場まで走って逃げると、峰子ちゃんは車のエンジンをかけて待っていたくれたんだ。

相変わらず準備がいいよね、峰子ちゃんは。

「オルガ、早く乗りなさい!」

おいらが助手席に飛び乗ると、ボルボ13はタイヤを鳴らして急発進したよ。

やっとのことでデパートから出てきたカピバラのおっさんがだんだん小さくなってゆく・・・。

「オルガ、あんた濡れてるんじゃないの?」

峰子ちゃんが急ハンドルで駐車場から道路へ出る。またタイヤが悲鳴を上げる。

「いやあ、トイレで転んじゃってさあ・・・」

「オルガ、また雛形警部に追いかけられたみたいね」

「そうなんだよ、いったいどこでおいらたちの情報を嗅ぎつけてんだろう?」

「嗅ぎつけるといえば・・・、あんたちょっと臭くねぇ??」

さすが峰子ちゃんだ。野生動物並みの嗅覚で、トイレからあふれ出して付着したものを察知したみたい。



「峰子ちゃん、無事に指令達成したから約束のポイントカードちょうだいよ」

「わかったわオルガ、今日はよくやったわね。はい」

峰子ちゃんは胸の谷間からピンクのカードを抜き出しておいらに渡してくれたんだ。

すぐに中を開いて見ると、たくさんあるマス目の一つに唇マークのハンコが押されてる。今日まで生きててよかったあ。

「峰子ちゃんありがとう。おいらうれしくてうれしくて・・・」

あまりの感動に涙が出そうだったよ。ホントだぜ!

おいらわからないように、そっとカードの匂いを嗅いだんだ。だってこれ、峰子ちゃんのオッパイに挟まってたんだぜ!

でも、トイレの匂いがきつすぎてよくわかんないよ。



「トイレットペーパーはその袋に入れといてね」

おいらの足元にはデパートの紙袋が置いてある。中にはもうすでにジネンと三衛門が手に入れたものが入ってるぞ。

「ちゃんと数えながら入れるのよ、オルガ」

「はい、1、2、3、・・・」

「どうしたの、オルガ。9個持ってくるはずだったわよね」

「4、5、6・・・」

ボルボ13が急ブレーキをかけて停まった。

「うそばっかつくんじゃねーよ!3つしかなかっただろうがっ!」

峰子ちゃんは前を向いてても、おいらの行動はお見通しなのさ。

「ごめんよ、途中でおっさんから逃げるために使っち・」

ビシィッバシィッ、ぼがぁーーーん!!



おいら、いつものように車から蹴りだされたちまったぁ。

でも、カツラを忘れたのがばれなくてよかったよ。ホッと一安心てわけ。

ぐうで殴られた鼻からは血が垂れてきたけど、そこには峰子ちゃんの愛情をたっぷり感じられるんだ。

峰子ちゅわぁーーん、しょっぱいよう!



赤ちゃんをすり替えろ!(完)


2016/06/20 09:33|日系ハーフ三世TB:0CM:0

タベグロ(7) 一粒で三度おいしいラーメンの真実

ゴルフ練習の後は、お楽しみのラーメンだよ。

今日は練習場からほど近い、ラーメンの専門店にやってきたよ。

このお店は古くから人気があって、今でもお昼前から結構客が入ってる。

久しぶりにやってきたので、人気のネギみそラーメンを頼んでみた。

ラーメンショップネギみそ



この店の特徴の一つがトッピングというやつだ。

カウンターに「らあじゃん」なるプラスチックのビンがあるのだが、これを入れると味が変わるからあら不思議。

らあじゃん

一粒で二度おいしいラーメンとなるわけだ。

中身は赤くて唐辛子のようなものが見えるから、辛みそみたいなもんだろう。

もちろん付属のスプーンで一さじ投入したよ。ああ、うまい!



生まれも育ちも貧乏根性なおいらは、ここでよくばってさらに大盛3さじ投入。

無料のものはたっぷりいただけば得だと、脳みその指令が出るシステムになってるのさ。

混ぜるとスープの色もさらに赤みが増す。うーん、ドラマチックぅ~!!

いただいてみると、その辛さにびっくり。

うーん強烈~!(ワカチコワカチコー)

その後から汗が顔から滴り落ちるは、鼻水は出るはで大変なことに・・・。

垂れた汁がスープに混じってちょっぴり塩味が増し、さらに味から変わりましたとさ。

2016/06/18 10:23|タベグロTB:0CM:0

じじいの巣(62)

じじいの老体に鞭打って、今日はゴルフ練習場でたっぷりと汗をかいたよ。

おいらだってたまにはゴルフ練習ぐらいするさ。実は今月ラウンドのお誘いがあるんだ。

ま、格安チケットが手に入ってメンバーが足りないからってことだけどな。

どうせへたくそだから、めったに呼ばれやしねえのさ。

「どうしても一人足りねえなあ、仕方ねえからじじいでいいか」てな具合にね。



どのくらいへたくそは内緒の話だ、知りたけりゃインターネットで検索してみりゃいいさ。

検索ワードは「じじい、ゴルフ、せんだみつお、なはなは、屁が止まらない」で充分さ。

でも、さすがに平日の練習場もじじいばかりだな。

9割以上がお年寄り、健康のため趣味のため、楽しみながらやっているよ。

ま、だいたいがおいらよりは上手そうに見えるけどな。がははは。



基本練習は素振りだな、まずはこおやってブルンブルンゆわせるのさ。

それからマットに叩き付ける。こおやってバツンバツンぶつけんのさ。

これを50回ずつやると手のマメが破けるからそこで終了~。

ああ痛え痛え、こりゃ本番は絆創膏貼ってかないといけねえな。
2016/06/16 10:27|じじいの巣TB:0CM:0

ミスター・ロボット

近くの温泉場に有名な中華料理店が出来た。

おいしいと評判らしいので、家族で中華料理のコース料理を食べに行った。

先日の夫婦喧嘩の仲直りの意味もあるのだろうか、全て妻が手配してくれたのだ。

でも、本当のところは、期間限定で安く食べれるという話を聞いたかららしい。

それにしても一人前四千円は高いと思うのだが・・・。

しかし、四川料理と名のついたコースは、肉がメインの料理であった。私は肉があまり得意じゃないので、あまり食べるものがなかった。

スペアリブや、ポークのサンドイッチ風のものなどがメイン料理だったようだ。

中華料理 001

(クリックすると拡大するらしい)


最後にふかひれスープが出て、これには全員期待を寄せたのだが、ついにその味の違いを理解する者はいなかった。

つまり、我が家族はみんな貧乏舌だということである。これだけは分かった。



隣に温泉があり、半額で入浴できるというので、帰りに寄ってみた。

意外と空いているようで、更衣室には人が入っている痕跡を感じさせなかった。

男湯は貸切状態であると思われた。

私は意気揚々と扉を開けた。

しかし、中には人がいた。一人だけ。

私の視界90度左におられたのだ。



背中絵を描かれた、あのお方が・・・。

私はすぐに視線をそむける。全身が急激に冷えてくる。

そして視線を前方に固定したまま、直進歩行を続ける。



あぁ、このまま最果ての地まで歩き続けたい・・・。

ところが、すぐに浴場の縁にたどりついてしまう。

(あっ、洗面器が無い)

私は洗面器を探した。身体をそのままにして首だけを90度曲げた。もちろん右90度だ。

幸いにも洗面器を発見した私は、今度は首の向きに身体を合わせる様にして進行方向を変えた。

そしてまた前進。ぎこちない動きだ。

洗面器を取ると、今度はくるっと180度向きを変え、また前進。



そうして、やっと風呂に入った頃、あのお方も出て行った。

今頃更衣室で爆笑しているのだろう。

私のロボットダンスを・・・。



私の動揺はそれだけではおさまらなかった。また戻ってきそうな気がしてしょうがない。

鏡に向かい、ひげを剃っていたのだが、安物のT字カミソリにしては、スムースに剃れると思っていたら、

ふたを付けたままで剃っていたのだ。ひげは丸々残っていた。

風呂を出ると、すぐ横に畳の休憩室がある。20畳はあるだろうか、広い部屋である。

そこにおられたのだ、あのお方が・・・。20畳を一人で独占しておられる。

私はすぐに向きを変え反対方向に歩き始める。

またロボットダンスの始まりだ。

(おれはどこへ行くのだろう?)

少し歩いたところで、90度向きを変える。私はトイレに入った。

用もないのに・・・。
2016/06/14 10:39|二期TB:0CM:0

じじいの巣(61)

今日はじじいのパチンコだよ。へいらっしゃい!

最近ストレスばっかりでにっちもさっちもブルドッグなわけさ。

そんなわけで、女房ばばあから頼まれた、特売「7円もやし」を買い求めるためにやってきたのさ。

ついでに立ち寄ったパチンコ店の入り口に大きな看板が掲げられていた。
せんだみつお娘 字消し


「せんだみつおの愛娘、パチンコライター『せんだるか』来店!!」



なんと、あのせんだみつおの娘がライターをやっていたとは知らなかった。

父親の近況も気になるので、ぜひお話でも聞かせてもらおうかとパチスロの椅子に座ったのが運の尽き。

あれよあれよという間に、じじいの大切な千円札が吸い込まれてゆくではありませんか。

しかも昼まで待ってもライターのるか嬢は現れない。

もう我慢ならんとばかりに、近くのラーメン屋に飛び込んで思い切り背脂ラーメンでストレス解消だ。

ああ、この身体に悪そうな油の浮き加減がたまんねえ。しかもかなりしょっぺえし・・・。

でも、今のおいらにゃ絶好のストレス発散、バカまっしぐらランチだよ。
三方亭背脂しょう油らーめん



ランチタイムは半ライス無料だというのでつけてもらった。なんか得した気分になってるよ。

でも、パチンコ大負けしてんだけどな・・・。

隣の席に偶然にも中学の同級生が現れ、お互いに歳をとった話に盛り上がる。

彼は食前に薬を服用しているではないか。

「それは何の薬だい?」

「糖尿病の薬だよ、この歳になると仕方がないだろう」

そういう彼は、若いころからの肥満体質であった。

「お前もこってり背脂かい?」

「いやあ、この歳でそんなの無理だよ・・・」

という彼は、醤油ラーメン大盛とから揚げもセットにしていた。もちろん半ライスも・・・。



「そこのパチンコ屋にせんだみつおの娘来るらしいぞ。お前もそこか?」

おいらが尋ねると、彼は首を横に振る。

「そこのセブンイレブンが新規開店だから、マヨネーズもらいにやってきたんだよ」

この辺りのセブンイレブンではオープン記念にマヨネーズを配るのが風習となっているのだ。

「お、いいこと聞いたよ。おれも帰りに寄ってくわ」

そうしてマヨネーズをもらって、さらに特売スーパーで7円のもやしを購入した。

おいらはとても気分がよくなった。なんか今日はすごく得した一日だったなあ・・・。

でも、パチンコで大負けした事実に変わりはないのであった。
2016/06/12 10:24|じじいの巣TB:0CM:0

タベグロ(6) さすがは製麺屋。 ~集えラーメンバカ舌3兄弟の巻~

製麺屋食堂が近くにもできたというのでさっそく行ってみることにした。

いつもはすごい人気で駐車場が満員だから、今日は開店の11時ちょうどに店に入った。

以前洋服屋だった店内はかなり広く、テーブル席だけでも10以上、その他にカウンター席に座敷まである。

これだけ広ければ修学旅行の生徒がやってきても大丈夫なんじゃねえかっていうくらい。

別の店で食べた醤油ラーメンがズボンに染みが付くほどうまかったので、その類の「あごだししょうゆラーメン」を頼んでみた。
製麺やあごだし

でも、なんだろう・・・。

しょう油に比べてあっさり感にかける気がする。思っていたのとはちょっと違って残念。



さらに一週間後、今度は味噌ラーメンにチャレンジしてみることにした。

チェーン店なら店によって味が違うはずはない。味噌ラーメンにあの独特の甘みがうかがえるのか試してみるためである。

昼時はさすがに混んでいてあれだけ広い店内もほとんどが客で埋め尽くされていた。

頼んだ味噌ラーメンと大きめの餃子が運ばれてくる。
製麺屋みそ&餃子

麺はやはりしょう油に比べると太目でスープには奥深い甘みが感じられる。

前回他の店で食べた時には隠し味の酒粕みたいなものと思っていたが、これはニンニクや玉ねぎなどの野菜からくる純粋な甘さであることが判明する。

さすがは製麺屋・・・。



と、そこへ「お疲れっす!」とラーメンバカ舌3兄弟のH氏が現れる。

なんという偶然か・・・。しかも何時間か前に会社で会ってるし。

家が近いというこの店常連の彼がいったい何を頼むのか、じっくりと観察することにした。

彼の目の前に運ばれてきたのは、「特製背脂しょう油ラーメン&半たれカツ丼」であった。
製麺屋特製背脂醤油&半たれカツ丼

さすがに食堂と名のつく店だけあって、定食屋や丼物も人気があるらしい。

彼の食べるさまを見ていると、とてもうまそうに思えてきて悔しくなってきた。

さすがはラーメンバカ舌3兄弟の長男である。

~♪I 田に挟まれ次男~♬ の私には到底かなわないのだと痛感させらたのでした。

三兄弟

2016/06/10 10:01|タベグロTB:0CM:0

日系ハーフ三世・赤ちゃんをすり替えろ!(第九話)

~チャラッ、チャラッ、ニッケイハ~~フ!♪



おいら、トイレを流してからゆっくり戻ればいいと思ってたのさ。

置いてけぼりだけど、どうせ誰も変装を見破ることは出来ないんだし。

あれ、なんか変な音がするぞ・・・。

!!!

トイレのが流れないよ!

便器の水かさがどんどん増えてくる。このままじゃあふれちゃう。

おいら急いでもう一度レバーを引いて流したんだ。でも、新聞紙が詰まっちゃって流れようとしない。

そんなことしてる内に、水はどんどん増えてきて・・・、ああ!!



便器の水がとうとうあふれてきちゃった。こりゃあ大変だぁー。

おいらの足元にまで水が流れてきたぞ、しかもさっきのおいらの分身まで一緒だよ。

こんな時は逃げるしかない。おいら、史上最高のダッシュを決めようと、両手を前後にポーズを決めたのさ。

ダッシュ、ゴー!!



ツルン、すってーん!

おいらの後ろ足が濡れた床で滑って転んじまったぁ。マタニティードレスまで水浸しさ。

カツラもすっ飛んでっちゃったけど、今はそんなのかまっちゃいられない。おいらもう、とにかく逃げたんだ。

このままじゃ紳士服売り場が水浸しになっちまう。そうなりゃ、トイレットペーパー騒ぎどころの話じゃないもんね。

おいら、エレベーターまで行ったところでボタンを押して待ってたんだ。

こういうときに限ってエレベーターは1階にいたりする。周りの人もこっちを見てるよ。

ああ、早く来てくれよう!



「あのー、ずぶ濡れですがどうされましたか?」

声をかけてきたのは本物の店員だ。

「ちょっと破水しちゃったみたいざます。おほほほほ」

店員はこっちを見てびっくりしている。

「失礼ですが、男性ですよね?」

そういえばおいら、カツラをトイレに落としてきちゃったんだ。マタニティードレスを着た男が水浸しで立ってたら、そりゃ不審だよね。

「お手数ですが、ちょっとこちらへ来ていただけますでしょうか・・・?」

このままじゃおいら、変質者で逮捕されちまう。なんとかしないと・・・。

「男性だなんて失礼しちゃうわねえ、まったくぅ!」

おいら、あくまでも女性を装ったんだ。ここまできたらとことん演じきらないといけないんだもんね。



「お腹のふくらみは何でしょうか?妊婦にしてはいびつな形をしてますよ・・・」

店員はおいらの腹をジロジロ見ながら、小さなマイクを取り出したんだ。応援を呼んだらしい。こりゃあ大ピンチだぁ。

「この子は逆子ですの、おほほほほ」

駆けつけてきたのは警備員だ。それもさっき出くわした男だよ。

「あ、お前はさっきの・・・」

ああ、もうダメだ。こりゃ完全に失敗だね。

「変な格好しやがって。お前はオカマかゲイか、それともニューハーフか!」

警備員の野郎、おいらのことを馬鹿にしやがってえ!

「お、おいら日系ハーフさ~んせ~い!!」

チーン!

二人が驚いた隙に逃げようとした時、タイミングよくエレベーターのドアが開いたんだ。



*(第十話)最終話に続く
2016/06/08 10:31|日系ハーフ三世TB:0CM:0

ヘッドフォン芳一

会社へ行く途中の交差点で信号にとまった時、ヘッドフォンをしながら運転している人がバックミラーに映った。

後ろの車は、若者が一人で運転している。

これはなんとか違反ではないのだろうか?

確か携帯電話をしながらの運転は違反だったはずだ。意識をそちらに取られて事故を起こす可能性があるからだ。

だとすれば、ヘッドフォンの音楽だって同じようなものではないか。

周囲の音が聞こえないし、意識だって運転に集中できないだろう。

第一、車にカーコンポがあれば必要などないはずだ。最近の若い者の考えることはわからない。



信号を右折して、いつものコンビニへ入って駐車場へ車を停めると、なんと後ろの車もついてきてすぐ隣に停めたのだ。

よく見ると、やはり耳からひもが垂れている。

これはアイポ○ドとかいうやつだろうか。本体は見えないが、どこかにしまってあるのだろう。

彼は車のエンジンを止めるとドアを開けて中から出てきた。



ヘッドフォンをしたまま・・・。

そしてそのままコンビニの店内に入り、本を立ち読みし始めたのだ。

もちろん、ヘッドフォンは付けたままである。私の目の前で、じっくりと立ち読み体勢に入った。

きっと周りなど気にならないのだろう。自分の世界に入ってしまっているのだ。

いったいどういう心境なのだろうか・・・。




私の頭の中は、目の前のヘッドフォンをした彼になって、コンビニで立ち読みをしていた。



「最新流行アイテム」と書かれたそのページには、映像を記録する装置や小型のデジカメなどが写真入で紹介されていた。

中でも、音楽を携帯するための小さい機器の種類は豊富だった。

私は古いウォークマンでカセットテープを聞きながら、その最新機器を調べていた。


曲はハイウェイ・スター、歌っているのはディープ・パープルだ。



~あいまー、はいうぇい、すたあー♪  


ここでギターソロになる。ギターを弾いているのはもちろん、あのリッチー・ブラックモアだ。


~ぎゅぎゅぎゅーん、ぎゅぎゅぎゅーん、ちろりろちろりろ♪


自然と身体にリズムが刻まれる。右足のひざが小刻みに動き出す。


日本武道館で行われた過去の映像が浮かび上がる。


~てれれれれ、てれれれれ、てれれれれ、どぎゅじょばぁん♪


本を読みながら自然と口が開いている自分に気づく。




一瞬われに返った後、周囲に見られていないかを確認すると、目の前に停められた車の男と目が合ってしまった。

本を高く持ち上げて、その視線を遮断する。しかし、周囲の音はまったく聞こえなかった。


しばらくすると、音楽はスローなものに変わった。


いや、そうではなかった。


ウォークマンのカセットテープが伸びてしまって音がおかしくなったようだ。


とびきりのギターソロも、間延びして低い音に変ってゆく・・・。


~ぼよ~ん、ぼよよ~ん・・・


リッチーがあぐらをかいてびわを弾く姿が浮かんできた。
2016/06/06 10:18|二期TB:0CM:0

じじいの巣(60)

おいらがゴールデンウィークに行った東京の町は練馬だったから年寄りが多かったな。

駅前の店やベンチなんかにも、じじいがたくさんウロウロしていたっけ。

年寄りが多く住んでいる町だけにスーパーがやたらにあって、安売りめがけてじじいばばあが大集合。

でも、おいらもそんな町に住みたいと思えてきたよ。年寄りの住みやすい町。



老後を過ごすにゃあ最高の都会なのかもしれねえな。

ここで暮らすためにはそれなりの収入か蓄えがなくちゃ無理だけどよお。

おいらみてえな貧乏人は年金だけじゃ暮らせねえよ。新聞配達のバイトでもすっかな。

そうやって毎日散歩しながらのんびり過ごすのが幸せなのかなあなんて思えてきた。



でもよお、実際にそこで暮らすといろいろ不便なこともあるんだろうよ。

都会じゃあいざという時に頼れる隣近所の付き合いなんてんもねえだろうしな。

その時になって初めて、一人の恐ろしさが身に染みるってもんだ。

そのうち散歩もできなくなっちまったら・・・。

ああ、そんななる前に命尽きてしまったほうがいいや。

延命のためにトレーニング続けてる自分が間違ってるかもしんねえよ、ホント。
2016/06/04 10:15|じじいの巣TB:0CM:0

タベグロ(5) 石焼カレーラーメン、紙エプロンに勝つ!

トレーニングの後はやっぱりラーメンがいいね。

この間から師匠のI田氏に勧められていたカレーラーメンをついに食べに行くことになったのですよ。

13時前に到着すると店はすいていたのにも関わらずカウンター席へ案内される。

この前いただいた餃子半額券を握りしめ、カレーラーメンを注文する。

でも、目の前に「本日の100円ミニ丼」の写真がどうしても誘ってくる。

きらのミニたれメンチ100円


結局半額の餃子とミニメンチたれ丼も注文。

ああ、せっかくトレーニングして消費したカロリーがプラスに変わってゆく・・・。


出てきたカレーラーメンは石焼ビビンバみたいな器に入ってぐつぐつと煮え立っている。

きらカレーラーメン(餃子+ミニたれメンチ丼)


「紙エプロンを用意しましょうか?」

店員が言うのでもちろんお願いすることにした。そうでなくてもこの間ズボンを汚しちまったばっかりだ。

しかも今日は新作のT-シャツだから染みなどついたら大変なことになる。

ぐつぐつ煮えたぎっている器の縁に生風味チャーシューをのける。どうせおいら食えねえしな。

じゅじゅじゅーーっ。



さすがにこの石焼風のカレーラーメンには極太麺が合うようだ。これは正解。

この店で食べたメニューの中では、I田氏の言うとおり一番うまいかもしれない。

ただ、おまけにつけたミニたれメンチ丼のほうがおいしかったよ。

ごめんね、キラッキー。餃子半額券またもらったけど、捨てちゃいました。

その罰が当たったのか、帰りの車でまたズボンに染みが付いたのを発見しましたとさ。

きら染み2号





2016/06/02 10:04|タベグロTB:0CM:0

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